2015年8月11日
一昨日・昨日は神葬祭のご奉仕がありました。
仏教が伝来してより葬儀はお寺を中心に行われ、江戸時代の寺請制度によって専ら僧侶に委ねられることになりました。
しかしながら、仏・法・僧に帰依(帰依三宝)するという仏教信仰の内実には、我が民族固有の信仰といってもよい「祖先崇拝」に重きがおかれています。

江戸時代中期頃より復古的自覚が強まり、明治初年の神仏分離に至って神職による葬儀が許可されるようになりました。
そして、神道信仰の根本要素である祖霊祭祀が神葬祭として行われるようになりました。
人生儀礼といわれる結婚式や安産祈願、初宮参り、七五三、成人式、厄年祓、年祝などと同様に、葬儀は人生最後の祭であり、「生も神意、死も神意」といわれる所以(ゆえん)です。
神道儀礼は〝 祓 〟に始まりますが、清め清めて悲しみや不幸を浄化するのです。
日の本に生れ出でにし益人(ますひと)は神より出でて神に入るなり 中西直方

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2015年8月10日
久しぶりの雨で地が潤い、境内の樹木も喜んでいるように感じます。
お蔭様で、朝夕の水遣りも今日は小休止です。

今日は遠方より神前結婚式の申し込みがありましたが、月末には結婚式の予定が入っています。
花嫁さんの和装の衣裳を考えると、少しでも暑気が収まって欲しいと願うばかりです。

梨や葡萄を栽培する果樹農家は最盛期を迎えていますが、実りの秋を迎えるにあたり、今年も産土講祭(9月18日)を執り行います。
今晩は三之宮地区(三ノ宮・木津根橋)の産土講役員会が開催され、90名の講員はもとより、農業委員や農協役員、自治会、神社役員などへの案内準備が進められました。
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2015年8月9日
世間ではお盆の帰省、また国内旅行を楽しんだり、海外でゆっくりと長期休暇という方も多いようです。
当社でも職員が交代で夏期休暇となりますが、学校に通う子供たちの夏休みも残り半分というところでしょうか。

今年も中学生から総合学習のレポートで「職業インタビュー」がありました。
「神職の仕事内容」「一日の流れ」「うれしいと思うとき」「つらいこと」などの質問に具体的に答えましたが、どう感じたでしょうか。
また、身近な文化財を絵に描くという美術の宿題で、三之宮郷土博物館の展示品を中学生がじっくりと眺めていました。
神社には自然や歴史、文化がたくさん詰まっていて、身近な学習の素材に溢れています。
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2015年8月8日
土用が明けて暑さもまだ盛りですが、連日の猛暑に比べると少し楽に感じた一日でした。
「今朝の秋」「今日の秋」「秋立つ」「秋来る」「秋さる」「秋に入る」などと表現される「立秋」ですが、ご祈祷や外祭などでも汗の量は少し押さえられたようです。

地鎮祭 おめでとうございます
夕刻に鳴く蜩(ひぐらし)の「カナカナカナ・・・」も涼しげに聞こえます。
夕影に来鳴くひぐらしここだくも日ごとに聞けど飽かぬ声かも 『万葉集』

神奈川県内の神社では、8・9月の祭礼が最も多く、相模中連合支部(二宮町・大磯町・平塚市・伊勢原市・秦野市)でも平塚八幡宮(8月15日)、大山阿夫利神社(8月28日)、六所神社(9月6日)、伊勢原大神宮(9月20日)、前鳥神社(9月28日)と例祭が続きます。
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2015年8月6日
記録的な猛暑が続いています。

樹齢100年以上でしょうか、残念ながら桜の枯れ木を植木屋さんにより処理することになりました。

伊勢原市ではスズメバチによる刺傷事故発生の注意報が出ましたが、境内では今のところ見かけていません。

夏の真っ盛り、神社の森は虫たちの王国となっています。
参拝の折にゆっくりと観察するのも楽しいものです。

夕方は日課となっている樹木への水遣りです。
1時間以上掛かりますが、木々だけでなく、虫たちも喜んでいるように感じます。
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2015年8月5日
3日・4日の両日、「まほろば小学生合宿」(主催:まほろば教育事業団)に、地域の子供(4名)とともに禰宜が参加しました。
まほろば教育事業団は日本の歴史・伝統・文化に基づいた教育活動を展開していますが、神社下の御神田で行われる稲作体験(主催:神奈川県神道青年会)にも毎年参加されています。

今回は「吉田松陰に学ぼう!鎌倉体験ウオーク」と題して、上郷・森の家と鶴岡八幡宮を会場に、20名の子供たちが参加しました。
初参加の子供たちは緊張している様子でしたが、開会式、オリエンテーション、レクレーション、バーベキュー、スイカ割り、清掃活動、歌唱・・・と、行事が進むごとに慣れ親しみ、進んで行動するようになりました。
至誠にして動かざる者は未だ之あらざるなり

指導の講師陣は現職の先生(小学校・中学校・高校)ばかりで、挨拶(相手より先に、腰骨から、相手の目を見て、明るい笑顔で元気よく、敬いの心で)や姿勢を大切に、沢山の〝良い言葉や誉める言葉〟を用いて子供たちの力を引き出していきました。
班活動では合宿での目標や挑戦することを話し合い、僅か10歳で殿様に講義を行った吉田松陰の人と成り、その真心を和歌や行動を基にして説明しました。
また、夜の「松蔭ウオーク」では、アトラクションを楽しみながら吉田松陰の考え(真心)に迫り、班で協力して成し遂げる達成感を覚えた様子でした。
今日よりぞ幼心を打ち捨てて人と成りにし道を踏めかし

2日目の天園(てんえん)ハイキング(鎌倉アルプス)では、瑞泉寺、鎌倉宮、鶴岡八幡宮(正式参拝)と、吉田松陰の足跡を辿(たど)りながら、猛暑の3時間ウオーキングを無事に終えることができました。
もろともにたすけかはしてむつびあふ友ぞ世にたつ力なるべき

班ごとの劇発表(吉田松陰劇)では、難しい台詞(せりふ)もさることながら、配役や練習の様子、協力しながら創り上げた過程が頭に浮かび、大きな感動に包まれました。
2日間の充実した内容を振り返りつつ、感想文や短歌作りに励む子供たちはとても頼もしく、大きな成長が感じられました。

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2015年8月3日
昨日は兼務社の八剱神社(平塚市上吉沢)において玉垣新築工事竣工式を執り行いました。

3月1日に地鎮祭を執行し、石工(いしく)の技を尽くして立派に完成しました。

また、工事を請け負った小澤石材店からは石灯籠(いしどうろう)一対が奉納されました。

式典後に境内で直会(なおらい)を行いましたが、樹木のテントに覆われ、夏の心地よい風の中、参列の氏子(約50名)さんたちの話はいつまでも尽きない様子でした。

おめでとうございます。
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2015年8月2日
昨晩は先週に続き、比々多地区の各自治会で納涼祭・盆踊り大会が催されました。

笠窪納涼盆踊り大会 (神明神社)
猛暑の中、その準備や片づけは大変だったでしょうが、雨に降られず、多くの人たちが訪れ、何より老若男女の笑顔が一番の喜びだったと思います。

串橋納涼盆踊り (雷電神社)
市内ではいくつもの自治会がまとまって大きな盆踊り大会を行っている地域もありますが、比々多地区では各種団体が協力しながら、それぞれの特色を活かして実施しています。

神戸盆踊り大会 (木下神社)
三ノ宮では、なでしこ囃子会の太鼓の音が響きわたり、花を添えていました。

三ノ宮納涼祭 (比々多神社)
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2015年8月2日
昨日は朔日(ついたち)迎え、月次祭(つきなみさい)を執り行いました。
和歌に秀でた第84代順徳天皇(1197-1242)の『禁秘抄』(きんぴしょう)は、宮中の行事、故実(こじつ)、慣例、事物などが漢文で著(あらわ)されていますが、
「およそ宮中の作法は、神事を先にし他事を後にす。朝夕に敬神の叡慮(えいりょ)懈怠(けたい)なし。」
と、天皇陛下にとって最も大切な御公務が宮中祭祀であることが書かれています。
また、北条泰時(1183-1242)が編纂(へんさん)した武家の根本法『御成敗式目』(ごせいばいしきもく:貞永式目)には、
「神は人の敬いによって威を増し、人は神の徳によって運を添う」
とあり、神社を修理し、祭祀を専(もは)らにすべきことがその第一条に書かれています。
天皇陛下は、〝 国平らけく、民安かれ 〟と日々無私の祈りを捧げられていますが、ありがたい大御心(おおみこころ)を体(たい)して、意を新たにした月の始まりでした。

社頭掲示 葉月
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2015年7月31日
連日の暑さで蝉の鳴き声が一段と喧(やかま)しくなってきました。
鳴かない雌(めす)の唖蝉(おしぜみ)も合わせれば、境内にはどれほどの蝉がいるのでしょうか。
鳴きやめて飛ぶ時蝉の見ゆるなり 子規
葡萄(ぶどう)のもぎ取りが始まり、初物がご神前に上がりました。

さて、明日は葉月(はづき)を迎えます。
1日(土)月次祭、2日(日)八剱神社(平塚市上吉沢)玉垣新築工事竣工式、9日(日)真田神社(平塚市真田)月次祭、15日(土)月次祭、平塚八幡宮例祭参列・助勤奉仕、20日(木)神奈川県神社庁相模中連合支部総会、25日(火)正祭・慰霊祭会議、28日(金)大山阿夫利神社例祭参列
明晩は当社駐車場で三ノ宮納涼祭(三ノ宮自治会主催・神社共催)が行われますが、比々多地区では栗原(保国寺)、神戸(木下神社)、串橋(雷電神社)、笠窪(神明神社)でも開催されます。
また、当地では13日(木)が迎え火、16日(日)が送り火となり、神葬家の家々に祖霊祭で伺います。
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