一昨日、社務所玄関前の梅がようやく一輪花を開きました。桜にはない、この梅の蕾が開く瞬間が、何ともいえない感動を与えてくれます。
昨日は神道の葬儀、神葬祭(しんそうさい)がありました。
仏教では「輪廻転生」(りんねてんしょう)という言葉を用いますが、神道では「生成発展」の信仰があります。
つまり、祖先のみたまは生まれ替わり、生き替わって自己に生きているという考えです。
祝詞(のりと)や祭詞(さいし)の文末に、「子孫の八十続五十橿八桑枝の如く・・・」(うみのこのやそつづきいかしやぐわえのごとく)という表現で、次々に、子孫の繁栄を祈る信仰です。