相模国三ノ宮・比々多神社

西谷戸組の縄綯い

本日は、鳥居と御神木の注連縄(しめなわ)づくりが行われました。

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以前は、春の大祭(4月22日)の前に行われていましたが、昨年からお正月用に年末行うことになりました。

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藁(わら)は、御神田で刈り取ったばかりの古代米の新藁で、青々としています。

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この注連縄づくりは、伝統により三ノ宮・西谷戸組(にしやとぐみ)のご奉仕で行われています。従前からの役割分担で作業は進められました。

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藁を打ち、太い束を3等分に分けて、撚(よ)りながら綯(な)っていきます。

長さが長いため、梯子(はしご)に掛けて吊し、3人が息を合わせて体を回転させて撚り上げます。

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同じ束の藁を継ぎ足しながら繋(つな)いでいきます。藁を握る両手はぱんぱんになってしまいます。

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仕上げは飛び出した藁を丁寧に切って揃えていきます。

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今年も変わりなく、瑞々しい注連縄が出来上がりました。来月末まで暗所で保管いたします。

西谷戸組の皆さま、ありがとうございました。

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