神事に用いる榊を切ろうと、枝に手を伸ばしたところ、、、蛇がこちらを見て睨んでいました。
蛇は見た目にも怖いのと、不吉なもの、執念深いものとして嫌がられますが、神さまの使いともされるため、遠慮して他で採りました。一雨降るかもしれません。
午前中は何とか天気ももち、外のおまつりも全て無事行われました。
社内紙に、「鎮物」(しずめもの)についての豆知識を掲載されたということで、総合建設業の方が紙面を持参されました。
地鎮祭では、「鎮物」(しずめもの)という忌物(いみもの)を土中に埋めます。(実際には、基礎工事で深く掘った際に埋めることになります。)
当社の鎮物は、半紙で覆い、麻苧(あさお)で結んだ桐の箱を用いています。中には、鉄製の人形(ひとがた)・刀子(とうす)・楯(たて)・矛(ほこ)・鏡などが納められています。
神社によっては、陶器の入れ物や半紙などでくるむこともあります。中身についても、上記の他、境内の清砂や小石、御幣(ごへい)、榊などを用いることもあります。
地鎮祭では、土地の神々の神霊(みたま)を鎮めるために、お供え物を上げて、土地に米・酒・塩・切麻(きりぬさ)などを散供(さんく)します。
施主・設計者・施工者それぞれが謙虚な気持ちをもつことが大切です。