相模国三ノ宮・比々多神社

祖先のまつり

本日は、昨年亡くなった方の一年祭(祖先のまつり)のご奉仕がありました。神道によるお葬式を神葬祭(しんそうさい)といいますが、これは日本固有の民族精神に基づく儀式です。
自宅での一年祭

自宅での一年祭

 命は一つ限りでも、代々ご先祖さまから子や孫に脈々とつながるものだとする考えは、民俗固有の信仰ともいえます。

墓地での一年祭

墓地での一年祭

 神道では、墓所を奥津(都)城(おくつき)と表現します。お墓でのお参りの仕方は「二拝二拍手一拝」で、神社や神棚での作法と同様です。

(葬儀からある一定の期間は、故人を偲んで拍手の折に音をたてません。)

祖霊舎(それいしゃ)

祖霊舎(それいしゃ)

 仏教のお宅に神棚と仏壇があるように、神葬家(しんそうけ)には神棚と祖霊舎(御霊舎みたまや)がまつられます。

神さまとなった故人のお力をいただき、家庭に平安と繁栄がもたらされるよう、心をこめる思いは他の宗教ともかわりがないことだと思います。

コメント / トラックバック2件

  1. 佐藤 浩克 より:

    本日は、大変お世話様でした。無事、一年祭を執り行う事が出来まして有り難うございました。これからも色々とお伺いする事があるかと思いますが、宜しくお願い致します。

  2. 禰宜 より:

    佐藤 浩克 様

    お父さんの一年祭を無事に済まされてほっとされていることと思います。
    遠方から来られた方もあり、皆様お疲れさまです。
    ご先祖さまあっての私たちです。今後ともお父さんからいただいたものを大切にお過ごしください。

コメントをどうぞ