相模国三ノ宮・比々多神社

花の便り

 千昌夫さんの「北国の春」では “ 辛夷(こぶし)咲くあの丘・・・ ” と北国の春の訪れを歌っていますが、これほどまでに辛くて厳しくて遠い北国の春はないものと思います。

本日、靖國神社で東京の桜の開花が告げられましたが、心の片隅に寂しい気持ちでニュースを見ました。

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比々多神社境内でも、何日も前から其処彼処に花の便りが届いていましたが、ブログに取り上げるのがつい先送りになりました。

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境内奥の森では、種々の椿が大輪を咲かせました。桜(ソメイヨシノ)もあと数日で開きそうです。

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家屋を新しく建て直すお宅で、長年にわたり住み慣れた家の解体清祓式が執り行われました。

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祝詞では、「長き年月雨風を凌(しの)ぎ嵐に耐えて・・・安けき住居」と感謝の気持ちを告げました。喜怒哀楽の家族の思い出が脳裏に浮かんだことと思います。無事に工事が進みますようお祈り申し上げます。

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【日本政策研究センター】3月28日

☆☆「日本人は絶対にこの難局も乗り切れる」☆☆

 ブラジル出身で日本に帰化した元サッカー日本代表選手・ラモス瑠偉氏。現役時代には「日の丸は最高だ。こんな美しい国旗、他にないよ」「日の丸を背負ってなかったら、あんなに頑張れなかったよ」と語っていたラモス氏が、今回の大震災についてこう話しています(以下は「東京スポーツ」3月23日から引用)。

 思わぬ事態に胸が張り裂けそうだ。東日本大震災で被災した方には、心からお見舞い申し上げたい。……私は被災地の皆様のため、毎日朝晩欠かさずに神様にお祈りしている。何か助けになることをしたいけど、今はそれしかできない。

 まずは自分にできることとして、家族とともに節電に取り組んでいる。実は震災以降は暖房も全く使っていない。……家の中では洋服をたくさん着ている。食事もできるだけ質素なものにしている。物資が足りなくなると困るので、食料の買いだめもしていない。

 震災後に友人と電話していたら「危ないから関西に避難しておいで」と言われた。なんで自分だけが逃げるのか。そう思ったら怒鳴っていた。……だって被災地の方はもっとつらい思いをしている。なのになんで自分だけが避難するの?被災地で食事もできない人もいるのに!

日本人は底力があるよ。サッカーでも日本人はみんな最後まで諦めない。それに協力し合い、結束すること。日本人の得意なことだ。多くの方が悲観しているかもしれない。泣いているかもしれない。でも信じよう。これまで日本人は団結力で世界を驚かせてきた。必ず東北を復興する。そして再び日本の国力を見せてやろう。……日本人は絶対にこの難局も乗り切れる。そう信じている。

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