相模国三ノ宮・比々多神社

岩田帯の効果

皐月(さつき)晦日(つごもり=月の最終日)の日は、日曜日の戌の日(いぬのひ)でした。

多産で安産、そして邪気(じゃき)を祓うとされる犬にあやかり、自粛生活でこの日を心待ちにしていたと思われる妊婦(にんぷ)さんが数多くお参りになりました。

当社では安産の祈願者に特別奉製(とくべつほうせい)の「祝田帯」(いわたおび)をお頒(わか)ちしていますが、「岩のように丈夫に育ちますように」との意から、この日に岩田帯をしめます。

語源は「斎肌帯」(いはたおび)ともいわれ、「胎児を保護してその位置を安定させる」「お腹を冷やさない」「胎児が育ち過ぎない」などの効果があると考えられ、何より母体に精神的・心理的な安心感をもたらすとされます

斎田帯

岩田帯

感染症予防のため一組ずつのご案内となり、時間帯によっては待ち時間が長くなったと思われますが、丈夫で元気な赤ちゃんを授かって欲しいと思います。

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