本日は神社境内に繁る欅(けやき)の樹勢回復工事が施工されました。
樹木医の診断によれば、かなり年月が経過しているものの、トイレ建設や通路敷設により根が断ち切られたことが原因と考えられるようです。
また、通行者の危険防止もありますが、枝を伐採したことにより葉の光合成の量が減少し、大きな幹を支える力が失われたということです。
今回の工事は、水の圧力のみで等間隔に500余りの穴を開け、酸素と水を供給して、根の活動を活発化させるものです。
幸いに土壌はあまり固くなかったようで、作業は予定以上に順調に捗りました。
樹勢回復の願いが通じ、青々とした芽を沢山吹かして欲しいと思います。