相模国三ノ宮・比々多神社

虫除守護

毎月第二日曜日は、兼務する真田神社(平塚市真田)の「月次祭」(つきなみさい)です。

真田へ向かう途次(とじ)、串橋・笠窪・鶴巻の耕地では田植えもすっかり終わり、美しい水田を抜けて車を走らせました。

虫除守

虫除守

真田では、併せて「虫除祭」(むしよけさい)を執り行い、式後に生産者へ「虫除守」(むしよけまもり)をお配りしています。

稲虫(いなむし)を送る「虫送り」は秋の行事ですが、昨今では虫ではないもののジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)による害もあり、生産者にとっては深刻な悩みです。

虫は人類・獣類・鳥類・魚介以外の小動物の総称(『広辞苑』)ですが、「虫気」(むしけ)「疳の虫」(かんのむし)や「弱虫」「泣虫」、あるいは「虫の知らせ」「虫が好かない」「虫が付く」など良くない象徴とも捉えられます。

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