相模国三ノ宮・比々多神社

つくづく

今日は南からの風で暖かさを運んでいたかと思うと、午後には北風に変わって肌寒さを覚えるようになりました。

風の影響を気にしながら、出張祭典に出掛けると、祭壇を設営する足下の雑草の間には土筆(つくし、つくづくし)が群がり、何か得をしたような気分の祭典奉仕でした。

会社の資材置場移転に伴うお祓いでしたが、式後の神酒拝戴(しんしゅはいたい)では、その伸び行く様を喩(たと)えつつ「おめでとうございます」と盃を上げました。

tukusi神社に戻ると、初宮参り、厄除、交通安全等の御祈願が続きました。

春は別れと出会いの季節、人生にも様々な節目があり、その区切りを大切にするのが日本人の良いところ、儀礼文化として残っているのも合点(がてん)がいくものです。

そんなことを熟(つくづく)と考えながら、「赤ちゃんのお宮参りも厄年も節目、新しい車との出会いも大切・・・」と祈祷後の御挨拶で申し添えました。

コメント / トラックバック2件

  1. 鈴木治美 より:

    肌寒い日もあり ぽかぽか陽気もある中で 気分一新で臨みたい春先です

    主人も6月で完全退職  毎日をどう過ごしていくか 思案中です

    世間は ごたごたと 物騒がしいこのところですが 明るい日差しを受けて 元気に過ごしたいです

    お参りも増えますでしょう  冬の疲れが出ませぬように お元気で

  2. 禰宜 より:

    鈴木治美 様

    〝暑さ寒さも彼岸まで〟といいますが、確かに的を射た表現です。
    寂しさと新たな希望が混ざり合うのもこの季節の特徴です。
    御主人様がまもなく完全退職を迎えられるのも、そのような心の有り様と重なるのでしょう。
    体調を崩しやすい季節でもあり、どうぞ御自愛下さい。
    いつもありがとうございます。

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