相模国三ノ宮・比々多神社

相互扶助の精神

今月の本務社神事は「月次祭」(1日・15日)と「お日供」(にっく:朝・夕)のみですが、兼務社の例祭や大祓、水神祭など、夏の祭事が続いています。

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毎年7月13日は下平間の「清水祭」(しみずさい)。

朝から湧水池の清掃作業が行われ、水神さまと農業用水の流れる隧道(ずいどう)で神事を執り行いました。

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張り巡らした注連縄(しめなわ)に紙垂(しで)を付ける際には、「もっと引っ張れ」「弛(たる)ませろ」「間隔をしっかり取れ」などと声が上がりながらも、自発的に協力して準備が進められました。

地縁(ちえん)的信仰である水神講や稲荷講には、農業の共同作業に見られる相互扶助の精神が今なお生き続けています。

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