相模国三ノ宮・比々多神社

暴れ神輿にも勢いが増して

お蔭様で、拝殿(はいでん)が溢れるほど多くの皆様にご参列を賜り、例祭式(22日)を滞りなく修めることが出来ました。

また、限られた時間ながら、「神人共食」(しんじんきょうしょく)となる直会(なおらい)を参集殿で執り行い、神さまの恩頼(みたまのふゆ)を頂きました。

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さて、午後からは神賑行事(しんしんぎょうじ)「神輿・山車供奉行列」(みこし・だし ぐぶぎょうれつ)の始まりです。

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「立ちお神酒」で内清浄(ないしょうじょう)、「火渡り」で外清浄(げしょうじょう)を伝統通り済ませた氏子の青年衆が、宵宮(よいみや:21日)に神さまがお遷(うつ)りになった神輿を拝殿(はいでん)から恐る恐る、しかしながら威勢良く担ぎ出しました。

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三ノ宮・栗原から神戸に渡り、「奉幣の儀」(ほうべいのぎ)を以て神さまの神威(しんい)を高め、御旅所(おたびしょ)にお着きとなりました。

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神幸祭(しんこうさい)の最中、神楽殿(かぐらでん)では垣澤社中(かきざわしゃちゅう)による伝統の里神楽(さとかぐら)が演じられ、多くの方々に楽しんで頂きました。

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神輿に続く三基のからくり人形山車が動き出す頃には、短縮授業で太鼓に小学生も加わり、一際賑やかな雰囲気となりました。

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今年も非常に多くのカメラマンや見物客が見守る中、青年たちの感情も高まり、浮き沈みする暴れ神輿にも勢いが増して来ました。

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宮入りの時間を惜しむかのようにゆっくりと、しかしながら冷静に時間通りに、鳥居前にお着きとなりました。

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神輿に続いて山車も境内に入り、太鼓の響きと活気は満ち溢れ、境内の群衆もクライマックスを堪能しました。

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神さまの無事鎮座を寿(ことほ)ぐ「粽行事」(ちまきぎょうじ)に、集まった人たちの気持ちが一つに向かい、比々多の祭礼も最高潮となりました。

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境内に所狭しと軒を並べた露店では、小・中学生を中心に、老若男女が思い思いに祭りの夜を楽しんでいました。

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