相模国三ノ宮・比々多神社

神葬祭の儀式

一ヶ月にわたり、参拝者の目を楽しませ、心を和ませてくれた菊の展示が終わりました。

今日は菊華会の皆さんが、菊を撤収し、手際よく菊小屋の片付けを行いました。

来月にはご神前で解散式を執り行います。

sinnsousaiさて、昨夕・本日と神葬祭のご奉仕がありました。

神葬祭は仏式葬儀に対する神道の葬儀で、日本固有の民族精神にもとづくものです。命は一つ限りながら、祖先から脈々とつながる祖霊をまつる信仰で、伝統的な世界観や他界観が儀式に表れています。

斎場の事情や家の都合などにより省略、あるいは異なることもありますが、枕直しの儀、納棺の儀、柩前日供(きゅうぜんにっく)の儀、帰幽奉告(きゆうほうこく)の儀(産土神社)、墓所地鎮祭(ぼしょじちんさい)、通夜祭(つやさい)、遷霊(せんれい)の儀、発柩祭(はっきゅうさい)、発柩後祓除の儀、葬場祭(そうじょうさい)、火葬祭(かそうさい)、帰家祭(きかさい)、毎十日祭(十日、二十日、三十日、四十日、五十日)、埋葬祭(まいそうさい)、百日祭、一年祭、合祀祭(ごうしさい)などの儀式があります。

亡骸(なきがら)となった遺体は奥津城(おくつき)という墓所に埋葬されますが、通夜の折に故人の御霊(みたま)は霊璽(れいじ:仏教の位牌にあたる)に遷(うつ)し留(とど)められます。

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