今日はタウンニュースに「泣き相撲」の記事が掲載されたこともあり、朝から問い合わせの電話が鳴り続けました。
社務所(和室)では、2人きりの参列ながら、厳かに祖霊祭(五年祭)が営まれました。
夕方、親しい方のご葬儀があり、宮司と禰宜がお勤めをいたしました。
最近は、「直葬」(ちょくそう)という、お葬式をせずに火葬だけをする形式が都心を中心に増えているようです。金銭や時間、手間などの無駄を省くため、核家族化や宗教離れ、長寿化、マスコミによる影響力など様々な要因が考えられます。
お葬式は大切な人との別れを惜しむ機会であり、命の尊厳や人生について考える時間でもあります。私たちは多くの人との関わりの中で一生を過ごします。故人からの恩恵や徳に感謝することは大切なことであり、残された人たちは生きる力をいただいているわけです。
良いお葬式が営めるよう、私たちは一生懸命にご奉仕しなければなりません。