昨晩の通夜祭(つやさい)、遷霊祭(せんれいさい)に続いて、本日は葬場祭(そうじょうさい)、火葬祭(かそうさい)、帰家祭(きかさい)、十日祭(とおかさい)と、神道による葬儀「神葬祭」(しんそうさい)の奉仕が終わりました。
今回は喪主さんから6日前に葬儀の相談がありましたが、悲しみと口惜しさを心に抱えながらも、様々な事を次々に決めて進めていかねばならず、身体的にも疲れの出るのがお葬式だと思います。
本日は先週に続き、参集殿において一年祭の奉仕がありました。
地方によっても異なりますが、葬儀後は五十日祭(ごじゅうにちさい)、埋葬祭(まいそうさい)を経て、忌明(きあ)けとなります。
そして、五十日祭(一年祭)以後、故人の御霊(みたま)である「霊璽」(れいじ)を祖霊舎(それいしゃ・みたまや)におまつりします。
拝礼についても五十日祭以後は、音をたてない忍手(しのびて)から、普通の拍手へと移ります。