明日の小正月(女正月)を前に、今日は十四日年越し。
神戸(ごうど)の木下(こかげ)神社では、例祭を斎行し、お飾りで作られた上下(かみしも)の御仮屋(おかりや)前で祝詞を上げました。
各地でも大小様々な「どんど焼き」が行われていますが、近隣の辻や橋のたもとの道祖神(どうそじん)でも行われました。
お神札や注連縄(しめなわ)飾りなどを持ち寄り、神さまの忌火で焚(た)き上げました。
この火にあたると若返り、焼いた団子を食すと風邪をひかない、万病を除くともいわれ、それぞれ家族の分も焼いていました。
路傍(ろぼう)の神さまは、塞神(さえのかみ)ともいわれ、疫病(えきびょう)を塞(ふさ)ぐ大いなる力をもつとされます。