相模国三ノ宮・比々多神社

家族葬について

一昨日・昨日と神葬祭のご奉仕がありました。

近年よくある、いわゆる家族葬という葬儀です。

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通夜(通夜祭・遷霊祭)、告別式(葬場祭)はもちろんのこと、火葬祭、帰家祭、十日祭など、一連の流れは同じように行いますが、参列者が家族や近親者のみという形式です。

密葬も近しい人たちだけで行いますが、密葬ではあらためて本葬を行うところが異なります。

故人が高齢で知人が少ない、入院生活が長い、居住地と離れた場所、故人の希望、経費が抑えられるなど、様々な理由が挙げられます。

ゆっくりと向かい合ってお別れが出来る、経済的に楽、会葬者への気遣いが不要などの利点がある一方で、世間体が気になる、親族間の意志に差異が生じる、不義理になる、葬儀後の弔問対応など、後々まで問題がないように考える必要もあります。

近頃は小さな葬儀場も増えていて、ある意味社会的な流れでもあります。

小人数の葬儀であればこそ、命や死後観、先祖まつりについて、時間を掛けてお話する機会もあります。

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