相模国三ノ宮・比々多神社

都市住民の農山漁村への意識

東日本大震災をきっかけに、農山漁村地域は以前よりも大切だと考えられるようになった・・・

神社界唯一の新聞社「神社新報」(2月25日発行)に、「農山漁村地域に関する都市住民アンケート」(国土交通省インターネット調査)の結果が掲載されました。

「農山漁村地域は日本にとって大切だと思いますか」との問について、ほぼ 全ての回答(99.1%)が「大切」と回答。

また、約4割の回答者が東日本大震災をきっかけに、以前より大切だと思うようになったと答えています。

その理由(複数回答)は、「食料や水を生産・供給しているから」(95.3%)、「多様な自然環境を有しているから」(78.5%)、「日本の風土ならではの景観が残されているから」(71.9%)、「地域固有の伝統文化を受け継いでいるから」(60.7%)、「CO2を吸収する森林を守り、地球温暖化対策に貢献しているから」(57.7%)、「日本人にとって心のふるさとだから」(52.1%)・・・などとなっています。

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農山漁村地域における問題の認知度(図1)では、「伝統的祭事の衰退」を39.5%が知らないと回答、9項目中でもっとも認識が低いという結果になりました。

一方で、活動への参加状況と今後の参加意識(図2)については、「地域の伝統芸能や祭りの手伝い」を11.7%が経験、20.9%が「今後参加したい」と回答しています。

特に20代では、29.9%が「参加したい」という結果です。

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比々多小学校では、4月下旬に行った全国学力学習状況調査(6年生対象)の結果、全国に比べて「地域行事に参加している」が8.2%も低く、活動の情報提供や交流機会などの見直しも必要だと思われます。

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