先日(18日)、比々多小学校の3年生を対象に、音楽室で「比々多のおまつり」についてお話をしましたが、今日は3学級の児童たちが2班に分かれてお宮にやってきました。
先ずは、神社境内にある鳥居や手水舎、狛犬、御神木、鐘楼、絵馬などについて、その意義を歴史を交えながら説明し、境内を移動しました。
参道の正面からはお宮の建物は一つに見えますが、横から眺めると拝殿と本殿が独立した造りになっているのがわかり、千木(ちぎ)や鰹木(かつおぎ)、神社建築の特徴などについても触れました。
次に、先日の授業で関心の高かったお神輿を実際に肩にあてて持ち上げてもらいました。
神さまの乗り物としての意義、地域の人が一つになって行うことの大切さ、代々つないできた伝統の重みについて語り、もうすぐ迎える春まつり(4月22日:例祭)についてお話をしました。
ここでは質問も多く、熱心にメモを取る姿が目立ちました。
最後に、博物館で大刀や馬具、鏡、勾玉(まがたま)などの重要文化財を見学してもらい、郷土の財産、宝ものの存在について知ってもらいました。
2班とも約1時間の間、飽きる様子もなく、とても真剣に興味深く聞いてくれました。
地域のおまつりを大切にして欲しいと思います。