12日・13日の2日間、横浜そごう前・新都市プラザにおいて、「東日本大震災パネル展」(主催 神奈川県神道青年会)が開催され、昨日会場へ足を運びました。
あの大震災から間もなく2年を迎えようとしていますが、被災した神社数は4800社を超え、大津波により社殿が全壊・半壊した神社は400社近くあります。
神社の復興にはなかなか手が届かないのが現状ですが、これまで全国の有志により支援活動が続けられています。
本日ご案内の写真は被災当時の岩手県・宮城県の神社の状況です。(神社本庁提供)
当支部総代会(中・平塚・伊勢原連合神社総代会)では、一昨年の総会時(平成23年7月29日)に、これらの写真を用いて状況報告を行いました。
福島第一原子力発電所の事故の影響により、避難区域・警戒区域内に鎮座する神社は、その状況調査は正確に出来ていません。
仮のお宮が再建されたところもありますが、まだ遠い道のりです。
被災者の皆さんが元の生活に戻るのが最優先ですが、地域にとっての神社の存在意義は大きなものです。
特に、東北地方は信仰心が強く、伝統的なおまつりが多いところです。
当社にも宮城県の方から「御神札を送って欲しい」との要望がありました。
お伊勢さん(神宮)の「式年遷宮」や、「初詣」にたとえられるように、日本の神さまは〝 蘇り 〟をもたらしてくれます。
あの痛ましい記憶を思い起こすのは非常に辛いことですが、思いを寄せること、伝えることが、大切なことだとあらためて考えさせられます。