相模国三ノ宮・比々多神社

禱る

今日も落ち葉は止まりません。境内清掃に2時間を費やし、御蔭様で体も温まりました。

紅葉の後方、欅(けやき)の葉っぱももう少し

手水舎横の紅葉

本日、第34回世界連邦平和促進全国宗教者・信仰者鎌倉大会が、「歴史に学ぶ」-先人の叡智を未来につなぐ-という大会テーマのもと、鶴岡八幡宮において開催されました。

県内からも神職が多数参加、当社からは権禰宜が1名出席いたしました。

震災からの復興には、宗教・宗派を超えた〝祈り〟が大切であり、私たちの使命の一つがそこにあります。

norito

「祈る・禱る」を辞書(広辞苑)で調べると、イは斎、神聖の意。ノルは告るの意。

①神や仏の名を呼び、幸いを請(こ)い願う。祈願する。

②心から望む。希望する。念ずる。

・・・などとあります。

神社では、「祈り」というと、祈祷や祈願、祈念などの言葉が出てきますが、広義では「祭り」そのものをいいます。

2月17日に「祈年祭」(きねんさい・としごいのまつり)という五穀豊穣を祈るおまつりを斎行いたしますが、年(とし)は穀物をいい、天神地祇(あまつかみくにつかみに)に祈ります。

天(あめ)に坐(ま)す神、地(つち)に坐す神を祈禱(いの)り奉(まつ)り

『続日本紀』宣命(せんみょう)

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