2021年4月 のアーカイブ

両部鳥居の寄進

2021年4月16日 金曜日

ご案内の通り、神社の入口には鳥居があり、神さまのおられるところと人の住むところの境界、聖と俗を分ける標(しるし)です。

当社の鳥居は、全国で最も広く用いられている明神(みょうじん)鳥居ですが、他にも神明(しんめい)鳥居や山王(さんのう)鳥居、鹿島鳥居など様々な形や特色があります。

両部鳥居

八剱神社 両部鳥居

本日、兼務する八釼神社(平塚市上吉沢)の鳥居が経年による劣化が見られることから、氏子篤志者(とくししゃ)の寄進で新たに建て替えることとなり、安全祈願祭を執り行いました。

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現在と同じ欅(けやき)づくりの両部(りょうぶ)鳥居で、権現(ごんげん)鳥居、四脚(よつあし)鳥居ともいわれるもので、広島の厳島(いつくしま)神社に見られます。

粛々と

2021年4月15日 木曜日

卯月も折り返しの15日を迎え、月次祭を執り行うとともに、新型コロナウイルス感染症の鎮静を祈願しました。

政府は特別措置法に基づく蔓延防止等重点措置を埼玉、神奈川、千葉、愛知各県に適用する方針を打ち出しています。

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いよいよ大祭の一週間前となりました。

例年は赤い幟を神社周辺に立てていますが、本年は「国土安泰・疫病退散」を記した白い幟を掲げました。

今晩の責任役員・総代会議では、あらためて感染症対策に細心の注意を払うとともに、協議した内容に沿ってお祭りを厳粛に執り行うためのご協力をお願い致しました。

事前の細かな打ち合わせと作業内容の確認を行い、粛々と準備を進めていきます。

更なるご加護

2021年4月14日 水曜日

4月に入り、土曜日・日曜日は兼務社の例祭式が続いていますが、当社の例祭(4月22日)も近づき、様々な準備に時間を費やしています。

明日の晩は、責任役員・総代会議を開き、最終的な打ち合わせを行う運びとなっています。

竣功祭

竣功祭

さて、今日は大安吉日にあたり、社殿では公共工事の安全祈願祭や諸祈願、出張祭典では建屋の竣功祭や住宅敷地内の伐木祭を仕えまつりました。

建築の初めに地鎮祭(起工式)を執り行い、ご加護をお願いしたのに対し、竣功祭(落成式)では完成した建物を祓ひ清めて、神々に感謝して更なるご加護と末永い繁栄を祈るものです。

太鼓の練習

2021年4月12日 月曜日

氏子の各地域には三和会(三ノ宮)、栗原祭保存会(栗原)、神戸青年会が存在し、祭礼では神輿(みこし)を担いだり、太鼓を叩(たた)き、地域の伝統である神賑(しんしん)行事を守り伝えています。

昨日は栗原と神戸で太鼓の練習が行われました。

栗原祭保存会による太鼓の練習

栗原祭保存会による太鼓の練習

残念ながら、昨年一年間は太鼓を叩く機会がありませんでしたが、各自が感染症対策を講じながら、祭礼に向けた準備が始まっています。

太鼓の調子が整い、気持ちがつながっていることを感じた次第です。

役員の役割

2021年4月11日 日曜日

今朝は早くから、真田神社(平塚市真田)の月次祭に始まり、神明神社(伊勢原市笠窪)、諏訪神社(伊勢原市日向)、日向神社(伊勢原市日向)において、例祭並びに感染症鎮静祈願祭をお仕えしました。

年度始めにつき、役員が全て交代した神社、1年ずつ繰り上がって任期を担うところ等、神社により人数や任期、選任方法も区々(まちまち)です。

また、責任役員・総代・世話人等、呼称は異なるものの、各地域の伝統に基づき、それぞれの役割が継承されるとともに、抱える課題と向き合いながら工夫が凝らされています。

何(いず)れにしても、それぞれの立場で宮司に協力し、神社の護持運営(ごじうんえい)を担い、伝統を守り、祭祀の厳修(さいしのげんしゅう)に努めて頂いています。

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神社の護持管理

2021年4月10日 土曜日

昨日は御嶽神社(伊勢原市池端)、本日は落幡神社(秦野市鶴巻南)において例祭式及び新型コロナウイルス感染症鎮静祈願祭をお仕えしました。

また、落幡神社では地区戦没者の慰霊祭を例年通りにお仕えして、戦後76年の慰霊顕彰(いれいけんしょう)を行いました。

両社とも感染症による影響を鑑み、太鼓や神輿等は見送る形となりましたが、役員さんのご理解のもと厳かに祭典を執行することが出来ました。

御嶽神社

御嶽神社

御嶽神社では社殿や神楽殿周辺の枝下ろしの計画があり、落幡神社では既に重機2台による大がかりな伐採が行われています。

施設はもとより樹木の護持管理は通年行うため、費用の工面等についても氏子地域の皆様に理解が得られるよう、役員さんと意見を交わしました。

落幡神社

落幡神社

共通認識

2021年4月9日 金曜日

政府は新型コロナウイルスの対策本部会合を開き、蔓延防止等重点措置の対象を、大阪、兵庫、宮城に続き、東京、京都、沖縄を追加することを決めました。

神奈川県でも感染者数が200人程度になれば適用を要請する旨、県知事が発表しています。

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本日は施設の地鎮祭が複数ありましたが、祭儀に先立つ手水(てみず)に続いて手指消毒液の利用を促し、参列者数の限定、玉串拝礼の人数を絞る等の措置を講じて粛々と神事を執り行いました。

また、来週予定されている建物の竣功祭についての打ち合わせがあり、神事のみならず感染症対策についても共通認識のうえ進めることを確認しました。

例祭まであと2週間

2021年4月8日 木曜日

年に一度の例祭(大祭)まであと2週間となりました。

神輿(みこし)の供奉(ぐぶ)行列による道路使用許可や囃子(はやし)太鼓を載せた櫓(やぐら)の制限外積載・荷台乗車に関する許可書類を警察で受けました。

社務所では、例祭式に神職が着装する正装(せいそう)の装束(しょうぞく)「正服」(せいふく)を広げて風を通しています。

例祭式に着装する正服

正服

感染症の影響により、本年も三基の人形山車(にんぎょうだし)をご覧頂くことは出来ませんが、各地域の人形【加藤清正(三ノ宮)、熊谷直実(栗原)、伽羅先代萩の男之助(めいぼくせんだいはぎのおのすけ)(神戸)】を神楽殿に飾る予定です。

この度、三ノ宮の人形衣装を修復しましたが、自治会長から来週納品されるとのご報告がありました。

当面のお願い

2021年4月7日 水曜日

青空の広がる晴れの天気ですが、朝夕は未だ肌寒さを感じます。

今日は製造業を営む工場において、新たな建設工事を前に安全祈願祭をお仕えしました。

感染症予防の対策として、参列者は約2メートルの間隔をおいて着席し、ごく一部の関係者のみで執り行いました。

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現在当社では、社殿における御祈祷を午前8時半から午後4時半の時間内に承っていますが、祈願者が重ならないよう、なるべく事前のご連絡をお願いしております。

土曜日・日曜日の午前中は、御祈願が集中することもございますので、密を避けるために人数制限をお願いする場合があります。

また、当分の間は、玉串(たまぐし)を用いずに拝礼をお願いしております。

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90463-95-3237

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メール 8hibita38@gmail.com

新たな始まり

2021年4月6日 火曜日

昨日は市内の小・中学校で入学式が行われ、在校生にとっても新たな始まりの季節です。

年度始めということもあり、今月は工場の安全祈願祭や竣功祭、施設の地鎮祭や神棚奉斎等、比較的規模の大きな出張祭儀の予定があり、施主や施工会社との祭儀の打ち合わせや相談の遣り取りが続いています。

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花から新緑に移ろいゆく季節ですが、企業や諸施設でも新たな始まりを迎えているのを感じます。