2021年2月 のアーカイブ

相模國府祭類社宮司会

2021年2月7日 日曜日

一昨日は相模國府祭(さがみこうのまち)の類社(るいしゃ)宮司会が総社・六所神社で開催されました。

コロナ禍の社会状況により、〝 一寸先は闇 〟(いっすんさきはやみ)ではありませんが、ちょっと先のことすら予知できない状態が続いています。

今年の相模國府祭(5月5日)についても、現状では判断しかねるとの見方が大勢を占めました。

3月10日には相模國府祭類社会議を開催しますが、本年は各社の出席人数を限定して行うことも決まりました。

開運守公神

開運 守公神(三之宮)初穂料800円

また、昨年同様に、六社めぐりの限定御朱印を5月1日から各社で頒布することになりました。

今日は六社めぐりの御朱印が多く、開運守公神(かいうんしゅこうしん)の御幣(ごへい)をお受けになる方もありました。

人形感謝祭の申込み

2021年2月6日 土曜日

コロナ禍による巣ごもり生活の影響もあるのでしょうか、昨年から人形の処分についての問い合わせが多くなりました。

トップページの最新情報でもお知らせしていますが、当社では節分過ぎの2月3日から3月16日まで、「人形感謝祭」(3月17日)の申込みを受け付けています。

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昨日、今日と複数のご家族が、古い人形を納めにお越しになりました。

女の子の無事成長により、ご家庭に長らく眠っていた人形も、有終の美を飾るべく境内に並べて多くの方々にご覧頂きます。

祭典では感謝の真心を捧げ、お清めをして人形に宿る御霊(みたま)をお送りします。その後、御浄火にてお焚き上げを執り行います。

尚、人形本体のみで、飾りやケース等は各自処分をお願いしています。

また、ぬいぐるみはお受け出来ませんのでご注意下さい。

伐木祭

2021年2月5日 金曜日

本日は日柄(ひがら)も良く、地鎮祭や安全祈願祭等の出張祭典が重なり、神職3人で手分けしてお仕えしました。

兼務する神明神社(伊勢原市笠窪)では、境内の樹木が道路や土手に伸びて危険を伴うため、松(2本)と桜(3本)を伐採し、その他の樹木も枝打ちすることから、安全を期して伐木祭(ばつぼくさい)を執り行いました。

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境内の立木(たちき)は全て御神木(ごしんぼく)なので、木霊(こだま)を鎮めるため、関係者一同が米、酒、塩、水を手に取り、木の回りのお清めを行いました。

春一番

2021年2月4日 木曜日

今日は南からの強い風が吹き、ご祈祷の最中も拝殿の戸を半分閉じる状態となりましたが、気象庁によると統計を取り始めた昭和26年(1951)以降、最も早い春一番だったようです。

境内の梅の蕾(つぼみ)は、まだ固く閉じていますが、節分追儺祭の折に御奉納を賜った花々が春を感じさせてくれます。

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明日発行のタウンニュース伊勢原版で、市内3社(大山阿夫利神社伊勢原大神宮、当社)の節分祭の様子が取り上げられました。

タウンニュース伊勢原版 2月5日号

タウンニュース伊勢原版 2月5日号

立春と初午

2021年2月3日 水曜日

一年は元日から始まりますが、旧暦では大晦日(おおみそか)にあたる「節分」に厄を祓い、二十四節気の今日「立春」(りっしゅん)が春の始まりです。

節分が1日早かっただけで、諸々の準備が気忙(きぜわ)しく感じたものですが、立春が1日早いというだけで、今度は月が1日長く感じるのも不思議なものです。

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さて、今日は2月最初の午(うま)の日にもあたり、初午(はつうま)です。

初午の日は、京都・伏見稲荷大社の鎮座の由来となった日であり、全国の稲荷社の祭礼日にあたります。

当社で兼務する稲荷神社(伊勢原市下平間)では、これに近い2月8日が年に一度の例祭日となっています。

本日は市内の企業へ、神職が分かれて出張祭典(外祭)に伺い、稲荷祭をお仕えしました。

古来厄災を防ぐ色として重要視された朱塗(しゅぬ)りの鳥居をくぐり、ご神前には御饌神酒(みけみき)に加え油揚げをお供えし、社内の安全と産業の発展を祈りました。

コロナ禍の節分追儺祭

2021年2月2日 火曜日

昨晩の強風と雨により、今朝は早くから境内整備を行いました。

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お蔭さまで、午前10時の式典前には何とか雨も上がりました。

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コロナ禍により、恒例の「豆まき・宝まき」を取り止め、祭典も略式となったものの、厳粛に無事に「節分追儺祭」(午前10時、正午、午後3時)を執り行う事が出来ました。

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社殿内での密を避けることから、「鬼遂いの儀」(おにやらいのぎ)は略したものの、境内にて参列者全員で福豆を打ち撒(ま)きました。

鳴弦の儀

鳴弦の儀

古式に則(のっと)り、天地四方(てんちしほう)の邪気を祓う「鳴弦の儀」(めいげんのぎ)を行い、悪疫退散の祈りも込めました。

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年男・年女の皆様には、ご不便や不都合もあったかと思われますが、深いご理解とご支援をお寄せ頂き、あらためて感謝申し上げます。

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春立返る明日の日より、氏子崇敬者の平穏無事、生成発展をお祈り申し上げます。

撮影:増山正芳氏

祭典の備え

2021年2月1日 月曜日

如月(きさらぎ)の朔日(ついたち)は月曜日から始まりました。

今月も例月と変わることなく、朔日参りの企業祈祷や神前奉納をお受けするとともに、「朔日詣」の御朱印(大礼紙;書置きのみ)を授与しました。

ご神前では月次祭(つきなみさい)を執り行い、皇室の弥栄と国家の安寧、氏子崇敬者の安全無事、疫病の終熄(しゅうそく)を祈り上げました。

社頭掲示 如月

社頭掲示 如月

朝の内から責任役員会議を開き、明日に控えた「節分追儺祭」の流れや役割などについて細かな打ち合わせを行いました。

また、取り決め内容に従い、夕方には殿内の舗設(ほせつ)を整えた後、神職のみで祭典の習礼(しゅらい)を行い、コロナ禍での124年ぶりとなる2月2日の祭事に備えました。

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