2019年2月 のアーカイブ

外国人の御案内

2019年2月8日 金曜日

「一月(いちげつ)往(い)ぬる二月(にげつ)逃げる三月(さんげつ)去る」といいますが、お宮では参拝者の最も多い一月が過ぎたかと思うと節分がやって来て、週末からは兼務社の祈年祭(としごいのまつり・きねんさい)が三月半ばまで続きます。

また、神社関係の各種会合や研修に加え、年度末にかけて地域の諸行事が多いのも毎年恒例の事です。

お蔭様で、一昨日から例祭(4月22日)に伴う提灯奉納(ちょうちんほうのう)の申込みが始まりましたが、頃合いを見計らって大祭準備を進めなくてはなりません。

タウンニュース伊勢原版

タウンニュース伊勢原版

さて、来週は外国人ライターによるモニターツアーが予定されていますが、今日は武道関係者から依頼の電話が入り、南米・チリ共和国の方々の御案内をすることになりました。

神社は我が国の津々浦々に古くから鎮座していますが、その多くが地域とともに長い年月を歩み、そして今も変わらずに存在しています。

変わらない美しさ、続いてきた形、心の有り様、その伝統や文化を、飾らない言葉でお伝えしたいと考えています。

予測不能な天候

2019年2月7日 木曜日

昨日・今日と当地では珍しいほどの濃い霧が発生しました。

午前中は寒かったものの、お昼過ぎまでに一気に気温が上昇し、一日で15度近い温度差となりました。

また、境内を強い風が吹き荒れ、予測不能な天候となりました。

最強の寒気により、北海道や東北には大きな影響がもたらされそうですが、当地も明後日は最高の冷え込みとなりそうです。

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明日発行のタウンニュース(伊勢原版)には、文化財防火デーに合わせた消防訓練の様子や市内4社の節分の様子が掲載されます。

タウンニュース伊勢原版

タウンニュース伊勢原版

悲しそうな表情

2019年2月6日 水曜日

朝から頻(しき)りに降る冷たい雨の中、金山地区のお稲荷さんの祭礼をお仕えしました。

今年は節分前の2月2日が「初午」(はつうま)でしたが、土曜日にあたることから、会社関係では「二の午」(にのうま)の14日(木)に集中しています。

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非常に残念なことに、窃盗犯(せっとうはん)により御扉(みとびら)がこじ開けられ、荒らされたことをお聞きしました。

お稲荷さんでは狐(きつね)が神使(しんし=つかわしめ・かみのつかい)ですが、何か悲しそうな表情に感じました。

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町の共有地に鎮座する小さなお稲荷さんですが、百度石(ひゃくどいし)に参詣者の切実な願いを見て取れました。

奉納提灯

2019年2月5日 火曜日

昨日は節分明けの立春大吉で、南風の暖かな一日でしたが、今日は旧暦の正朔(せいさく:正月朔日)、一転して余寒の堪(こた)える一日となりました。

細かな事は残っているものの、大方の片付けや整理、御礼回りを済ませ、ようやく節分追儺祭を終えた心持ちです。

今日はかながわ旬菜ナビ(テレビ神奈川)の取材があり、「早春の伊勢原 のんびり散歩」と題して、旬菜キャッチャーの伊藤綾香さんがレポートに訪れました。

市内の花農家や菓子店、飲食店、酒蔵とともに、神社や郷土博物館の様子が、2月17日(日)午前9時から放送される予定です。

奉納提灯

奉納提灯

さて、今年も春の大祭(例祭:4月22日)の斎行にあたり、奉納提灯の寄進を承ります。

初穂料は1張15000円(初回、2回目以降は10000円)で、4月初旬から大祭当日まで掲げます。

氏子の地区総代または神社へ直接お申し込み下さい。(3月下旬締切り)

尚、両面に御芳名(個人・企業名)を掲示致します。

今年も無事盛大に

2019年2月4日 月曜日

昨日は好天に恵まれて、節分追儺祭を盛大に執り行うことが出来ました。

10時 豆まき・宝まき

午前10時 豆まき・宝まき

本年も1回目(午前10時)は所管神社総代、2回目(正午)は比々多地区関係者、3回目(午後3時)は市内外の団体・企業関係者に年男・年女の御奉仕を頂きました。

祭儀の様子(拝殿)

祭儀の様子(拝殿)

日曜日とあって、朝早くから例年以上の人出となりましたが、警察署や交通指導員、防犯指導員、観光ボランティア&ガイド協会、警備員の御協力を得て、もめごとや事故もなく無事に進めることが出来ました。

鬼遂(おにやら)いの儀

鬼遂(おにやら)いの儀

電子レンジやオーブントースター、自転車、食料品、日用雑貨品等、福分けの品々を手にした人たちの笑顔が沢山見られました。

福分けの景品

福分けの景品

多くの景品を御提供下さいました企業や商店の皆様、御奉賛賜りました氏子・崇敬者の方々、また前後数日にわたり御奉仕下さった氏子総代の皆様に心より御礼申し上げます。

あらためまして御関係の皆様に一層の福がもたらされますようお祈り申し上げます。

豆まき・宝まき 

午後3時 豆まき・宝まき 

写真:増山正芳氏

特別奉製「福枡」の限定頒布

2019年2月2日 土曜日

30日の舞台づくりに続いて、今日も氏子総代の御奉仕で、境内全域の注連縄(しめなわ)張りが行われました。

また、宝まきの景品や福くじの準備も担って頂き、明日に備えました。

福小判で引く「福くじ」

福くじ

今日は立春前の最後の週末でしたが、厄除や方災除(ほうさいよけ)等の御祈願、そして県内外から多くの御朱印(ごしゅいん)巡りがありました。

明日も多くの御朱印参拝が予想されますが、3度の祭典(午前10時、正午、午後3時)があるため、御朱印は授与所(じゅよしょ)において、紙の書置きのもので対応させて頂きます。

福枡

福枡

授与所では、特別奉製の「福枡」(ふくます;福豆入り)を頒布(限定10個、初穂料1800円)しています。

無病息災の一年を

2019年2月1日 金曜日

見上げる阿夫利嶺(あふりのみね)は薄らとした雪化粧でしたが、当地は小雨程度で済み、境内には久しぶりに潤いがもたらされました。

どうやら明後日の節分追儺祭(せつぶんついなさい)は、暖かな気候のもとで迎えることになりそうです。

鬼遂之儀 (昨年)

鬼遂之儀 (昨年)

立春・立夏・立秋・立冬前日の節替りを節分と称するものの、何時の頃よりか春の始まりとなる立春前日の特称となっています。

年の終(つい)に、鬼(邪気や厄災の象徴)を豆(魔を滅す)で打ち払い、福を招き入れて春を迎えます。

当社では節分追儺祭(2月3日)を3度(①午前10時②正午③午後3時)執り行います。

祭典では古式「鳴弦之儀」(めいげんのぎ)で天地四方の災禍(さいか)を祓い、儺(なん)を遂(やら)う「鬼遂之儀」(おにやらいのぎ)で豆打ちをします。

豆まき・宝まき (昨年)

豆まき・宝まき (昨年)

式典後には神楽殿前特設舞台において、多くの年男・年女奉仕者により、「豆まき・宝まき」を盛大に実施します。

神さまの福を招き入れて、無病息災の一年を過ごして欲しいと思います。