2018年5月 のアーカイブ

新聞記事

2018年5月6日 日曜日

昨日は、朝6時頃から関係者が神社に漫(そぞ)ろ集まり、大磯の地に赴き、神輿(みこし)の還御(かんぎょ)となる午後7時過ぎまで、約220名体制で相模國府祭に臨みました。

神奈川新聞

神奈川新聞

今日は終日、片付けと整理に費やしつつ、課題を拾い出しながら、来年の祭事も恙無くお仕えする所存です。

読売新聞

読売新聞

写真の整理がつき次第、その様子を拙ブログで御報告したいと思います。

いよいよ國府祭前日

2018年5月4日 金曜日

昨年の春先から30回以上にわたる会合や現地確認、打ち合わせ等を繰り返し、いよいよ相模國府祭の前日・宵宮(よいみや)を迎えました。

30.4.27

今朝も早くから注連縄(しめなわ)張り、行列具準備、餅つき等、総代さんに終日御奉仕頂きました。

しとき

しとき

午後からは氏子の栗原祭保存会、三和会、神戸青年会の会員が集まり、大神輿渡御(おおみこしとぎょ)に向けて担ぎ方の確認を入念に行い、綺麗に清掃して飾り付けをしました。

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拝殿内に2基の神輿を安置することもないため、配置を十分に考えて定めました。

動座祭をお仕えして

動座祭をお仕えして

各自潔斎(けっさい)を済ませて身を清め、午後7時に動座祭(どうざさい)を斎行しました。

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大神輿渡御の責任者に襷(たすき)を、大神輿の担ぎ手には事前に定められた鉢巻(当社は赤)、そして参加者全員に板肌守を配り、直会(なおらい)の乾杯を行いました。

板肌守

板肌守

明日は相模国の有力な六社が古式にならって大磯の祭場に集い、天皇陛下御即位三十年を奉祝し、天下泰平・五穀豊穣を祈って盛大な祭儀を執り行います。

日本人に相応しい

2018年5月3日 木曜日

大型連休の真ん中ですが、今日は国民の祝日で「憲法記念日」です。祝日法には「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する。」とあります。

昭和22年(1947)の今日、現在の憲法が施行された日を記念してつくられました。

現行法は占領軍により、ごく短期間のうちにつくられたものであり、国際社会どころか国民生活にもそぐわない点が多々指摘されています。

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今後、国会では改憲に関する論議が盛んになると思われますが、国会は発議をする場であり、最終的には国民投票で決まります。

歴史と伝統をもとにした我が国独自の文化や国柄を踏まえるなど、日本人に相応しい日本のための憲法について、国民自身が考える機会でもあります。

新鮮な瑞々しさ

2018年5月2日 水曜日

4月には兼務社を含めて13社の大祭奉仕を終え、昨日は皐月(さつき)を迎えました。

月次祭(つきなみさい)では御神前を拝(おろが)み、皇室の御安泰と国家の安寧(あんねい)、氏子・崇敬者の無事を祈り上げました。

相生の欅(あいおいのけやき)には、夏鳥の青葉梟(あおばずく)が久しぶりにやって来ました。

早苗月(さなえづき)ともいいますが、蛙(かえる)が鳴き始め、近隣の農家では田んぼの準備も次第に始まります。

広報いせはら

広報いせはら

伊勢原市の『広報いせはら』には「第31回まが玉祭」の案内が掲載(参照:伊勢原市ニュースリリース)されました。

若葉、青葉の新鮮な瑞々(みずみず)しさと生気(せいき)を感じながら、今月の祭祀をつとめていく所存です。

梅の木の心しづかに青葉かな 一茶

タウンニュース

タウンニュース

今年の相模國府祭について

2018年5月1日 火曜日

今年の相模國府祭(県無形民俗文化財)は、天皇陛下御即位三十年奉祝記念として、約150年ぶりとなる類社(るいしゃ:一之宮・寒川神社、二之宮・川勾神社、三之宮・比々多神社、四之宮・前鳥神社、八幡宮・平塚八幡宮、総社・六所神社)による大神輿渡御(おおみこしとぎょ)が行われます。

総社を除く五社は、お揃いの白木神輿で参りますが、皇紀2600年(昭和15年)に新造されたものなので、大神輿と白木神輿による連合渡御は初めてのこととなります。

神輿殿(みこしでん)に納まる先の大神輿は江戸時代から担がれ、現在のものは平成6年に新造されました。その年の國府祭に、お披露目として大神輿を大磯の地へ担いでいきました。

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白木の神輿は例年通りの行程で、平塚市南金目の行在所(あんざいしょ:光明寺)を経由して、金目川で禊(みそ)ぎをして大磯へと向かいます。

神揃山(かみそろいやま:神集山とも)祭場で神事を執り行い、白木神輿がお下りしたところで、遅れて着御した大神輿と合流し、そこから五社の連合渡御となります。

また、大矢場(おおやば:逢親場とも)祭場に着御(ちゃくぎょ)してからは、例年通りの様々な神事を執り行います。

そして、白木神輿が先に御立ちとなり、総社も加わって六社の大神輿による連合渡御となります。

大神輿は神社に直接お帰りとなりますが、白木の神輿は伊勢原の行在所を経てお宮に戻ります。

祭具の納まる長持

祭具の納まる長持

5月5日(土)

午前7時半 (社殿前)修祓式・玉串拝礼、立ち御神酒

午前7時40分 白木神輿・行列御立ち

午前8時15分 (比々多農協)乗車

午前8時30分 (金目行在所:光明寺)着御祭

午前9時30分 (社殿前)修祓式・玉串拝礼、大神輿御立ち

午前9時40分 (金目行在所)御立ち

午前10時20分 (おおいそ学園前)下車

午前10時30分 神揃山・三之宮道から化粧塚(けしょうづか)着

午前10時30分 大神輿・担ぎ手(乗車)神社御立ち

午前10時50分 (神揃山祭場)着御祭、(八幡宮祭典後)ちまき行事

午前11時30分 大神輿(神揃山下)着御

午前11時45分 (神揃山祭場)五社列拝(ごしゃれっぱい)

正午 (神揃山祭場)座問答(ざもんどう)

午後1時20分 (神揃山祭場)発輿祭(はつよさい)

午後1時30分 (一之宮より神揃山)御立ち

午後1時55分 五社連合渡御(白木神輿・大神輿)

午後2時40分 (大矢場祭場)着御

午後3時 五社献饌(ごしゃけんせん)

午後3時10分 守公神神納対面(しゅこうしんしんのうたいめん)

午後3時20分 国司代奉幣(こくしだいほうべい)

午後3時25分 神裁許(しんさいきょ)の儀

午後3時30分 (平塚八幡宮より大矢場祭場)御立ち、白木神輿還御(かんぎょ)六社大神輿連合渡御

午後5時 白木神輿(伊勢原道中)供奉(ぐぶ)行列

午後5時20分 大神輿(神社)着御、還御(かんぎょ)の儀

午後5時40分 白木神輿(伊勢原行在所)着御祭

午後6時30分 白木神輿・行列(比々多農協)下車

午後7時 (神社)還御、鎮座祭