‘境内’ カテゴリーのアーカイブ

竣功祭奉仕

2021年2月10日 水曜日

昨年に比べれば参拝者数に大幅な減少が見られるものの、平日でも個人参拝が絶えることなく続いています。

御神札授与所では、御神矢や熊手、土鈴といった正月の授与品を求める方も多いことから、初詣の分散参拝が続いているようです。

竣功祭の設え

竣功祭の設え

昨年の5月に地鎮祭奉仕で伺った会社の営業所新築工事が無事終了し、本日は目出度くも竣功祭をお仕えすることになりました。

商品倉庫内の祭場で神事を執り行い、事務所のお祓いをしました。

関係者の喜ばしい笑顔に、更なる営業繁栄への意気込みも感じた次第です。

節分追儺祭の準備

2021年1月30日 土曜日

明日は晦日正月(みそかしょうがつ)、神社にとって長いようで短い正月も明日でお仕舞いとなります。

今日は土曜日の大安にあたり、初宮詣や厄除、交通安全等のご祈願、分散参拝による初詣、御朱印めぐりなど、終日多くの参拝者がありました。

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そのような中、境内では責任役員・総代による節分追儺祭(2月2日)の準備が進められました。

今年は恒例の「豆まき・宝まき」は取り止めとなっているため、舞台づくりは行いませんでしたが、関係者による祭典(午前10時、正午、午後3時)は縮小するものの執り行うため、境内・境外の注連縄(しめなわ)張りや受付と待合テントの準備、奉納板の設営などが行われました。

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一喜一憂

2021年1月28日 木曜日

昨日は神葬祭(しんそうさい:神道による葬儀)のお宅で、十年祭、十五年祭に続く二十年祭のご奉仕がありました。

また、個人墓地の大がかりな改修工事が済んだことから、墓前において歴代の祖神(おやがみ・そしん=祖霊)に事の由(ことのよし)を奉告(ほうこく)するとともに、鎮魂の祈りと親族のご加護をお願い申し上げました。

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コロナ禍の影響により、今年の節分追儺祭(2月2日)は、恒例となっている賑やかな「豆まき宝まき」を自粛せざるを得なくなりましたが、関係者参列のもと、悪疫退散(あくえきたいさん)を含む除災招福(じょさいしょうふく)の神事を粛々(しゅくしゅく)と執り行う予定です。

朝昼晩に週間の天気予報を確認しつつ、一喜一憂する毎日です。

彼方此方(あちこち)で梅開花の便りが聞かれるようになりましたが、参集殿前の豊後梅(ぶんごうめ)は蕾(つぼみ)が固く、寒さを耐え忍んでいるかのように感じられます。

正直

2021年1月25日 月曜日

一昨日・昨日の降雨により、年末から続いていた乾燥注意報も解除され、境内にも潤いがもたらされました。

雨の上がった今朝は、晴れやかな月曜日を迎えています。

杉の御神木も水分を吸収し、お日様の光を浴びるため、青空に向かって更に高みに真っ直ぐに伸びているように思えます。

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『倭姫命世記』(やまとひめのみことせいき)には、「日月は四州(よも)を廻(めぐ)り、六合(くに)を照(てら)すと雖(いえど)も、須(すべから)く正直の頂(いただ)きを照らすべし」とありますが、「正直の頭(こうべ)に神宿る」のことを表したものです。

古くから神道では、「清浄」と「正直」の二徳を重んじていますが、これは正直が大切であることを示したものです。

雪予報

2021年1月24日 日曜日

昨晩から今朝にかけて、関東地方に雪の予報が出ていましたが、当地では降られずにすんでいます。

雨に降られたものの、出張祭儀では交通上の心配がなくなり安心しました。

そして、被害はなかったものの、昨晩の強風により、境内には杉の葉が多く落ちていました。

今年も杉花粉の季節が近づいていることを感じつつ、掃除にあたっています。

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さて、天候上の心配から、赤ちゃんのお宮参りが数件延期になったものの、大安吉日ということもあり、厄除開運や家内安全、身体健全等のご祈願が夕方まで続きました。

次の大安は30日(土)ですが、本日延期分の初宮詣も含めて、午前10時から11時半頃が多少混み合っています。

集中する時間帯を避けて、分散参拝のご検討ご協力をお願い致します。

新成人のお参り

2021年1月11日 月曜日

今日は新成人をお祝いする「成人の日」。

古くは男子の「元服」(げんぷく)や「褌祝い」(ふんどしいわい)、女子の「成女式」(せいじょしき)にあたり、祝日法には「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」と記されています。

伊勢原市では新型感染症の急速な拡大により、急遽オンライン配信での式典開催となりました。

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例年であれば式典前の早い時間に、家族連れでお参りになることが多かったものの、今年は朝早くから夕方まで、多くの新成人の姿が見られました。

冬本番の寒い境内も、羽織袴(はおりはかま)やスーツ姿、着物姿の若人により、とても華やぎました。

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本日を以て臨時の授与所(テント)を閉所し、明日からは常設の授与所で御神札(おふだ)、御守(おまもり)、干支(えと)の縁起物(えんぎもの)等を頒布(はんぷ)します。

授与所の開閉所時間は午前8時30分から午後4時30分です。

感染症対策の状況

2021年1月9日 土曜日

緊急事態宣言下の三連休初日を迎えました。

初詣や日々のお参り、企業や個人の新年祈祷、御朱印巡り等、参拝の目的は其々(それぞれ)ですが、境内は人の出入りの絶えない一日でした。

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参道には足型を貼り、身体的距離の確保を促していますが、皆さん当たり前のように距離を保ち、静かにお参りをなさっています。

また、10カ所(祈祷控所、拝殿、御朱印受付、祈祷受付、絵馬書所、おみくじ、授与所)に手指消毒液を配置していますが、おみくじの際に利用する方が最も多いようです。

お手洗いには薬用ハンドソープがございますのでどうぞご利用下さい。

三が日を終えて

2021年1月3日 日曜日

元日は参拝を自粛して翌日に、という方も多かったのか、2日は例年よりも少なかったものの、多くの人出がありました。

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身体的距離を確保することが当たり前となっているため、心配していた列の並びも問題なく安心しました。

感染症予防のため、鈴緒を巻き上げていることもあり、却(かえ)って時間を要さずに列が進んでいる様子です。

2日 午後3時半

2日 午後3時半

本日で三が日が過ぎましたが、今後も感染症対策を施してまいりますので、分散参拝、境内でのマスク着用、手指消毒液のご利用、静かな参拝を心掛けて頂きますようご協力をお願い致します。

明日(4日)の授与所は、午前8時から午後4時半の開閉となります。

牛にあやかる

2021年1月3日 日曜日

参拝者が最も多く訪れる初詣にあたり、感染症対策をどう実施していくか、数ヶ月にわたり研究と実践を試行錯誤してきました。

年末年始になって、恐れていた感染状況が拡大し、神社・仏閣への初詣は報道の通り、大幅な減少となりました。

2日の朝日

2日の朝日

当社でもかつてない程のまばらな参拝状況で、感染防止対策への警戒と安堵が入り交じり、非常に複雑な心境となっています。

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文武天皇の慶雲3年(706)には、疫病を祓うために土牛(どぎゅう:土で作った牛の像)を宮城の門口に立てた事が『続日本紀』に記されています。

また、菅原道真(すがわらのみちざね)公をおまつりする神社、天神(てんじん)さまには、「使いの牛」が見られますが、「撫牛」(なでうし)といって、自分の病気を治す信仰が今なおあります。

信仰が科学だった時代とは異なりますが、丑歳(うしどし)にあたり、牛の神秘な力にあやかりたいです。

因みに、当社境内にも天神さまがおまつりされています。

大晦日のお参り

2020年12月31日 木曜日

大晦日としてはかつてないほど、多くの皆様がお参りになりました。

初詣も分散参拝にて、マスク着用のうえ、静かにお参り下さい。

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授与所は午後5時に一旦閉所しました。

午後11時には臨時奉仕の巫女(みこ)さんたちが集まり、初詣の方々をお迎えします。

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午前零時には歳旦祭(さいたんさい)並びに元旦大祈祷をお仕えします。

令和3年 辛丑(かのとうし)歳が氏子崇敬者の皆様にとって良き年となりますようお祈り申し上げます。

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