2014年6月8日
皇室として国際親善につとめられ、農・林業の振興や伝統工芸の支援などに、幅広い貢献をされた桂宮(かつらのみや)宜仁(よしひと)親王殿下には、本日急性心不全のため薨去(こうきょ)あそばされました。
先ずは謹んで心から哀悼の意を表する次第です。
桂宮殿下は三笠宮(みかさのみや)崇仁(たかひと)親王殿下(しんのうでんか)第二男子、天皇陛下のいとこにあたり、皇位継承順位は第6位、独り身のため桂宮家は断絶となります。

柏葉紫陽花 かしわばあじさい
平成14年に薨去された弟の高円宮(たかまどのみや)憲仁(のりひと)親王殿下第二女子、典子(のりこ)女王殿下の婚約が内定(5月27日ブログ)したばかり、女王殿下が結婚により皇籍離脱(こうせきりだつ)されると、天皇陛下と皇族方は20方となられます。
天皇皇后両陛下のご負担軽減や日本の歴史そのものである皇室のご安泰を考えると、皇統(こうとう)の危機を乗り越えるための議論が欠かせません。

戦後GHQの政策により皇籍離脱を余儀なくされた旧十一宮家、すなわち伏見宮(ふしみのみや)、山階宮(やましなのみや)、賀陽宮(かやのみや)、久邇宮(くにのみや)、梨本宮(なしもとのみや)、朝香宮(あさかのみや)、東久邇宮(ひがしくにのみや)、北白川宮(きたしらかわのみや)、竹田宮(たけだのみや)、閑院宮(かんいんのみや)、東伏見宮(ひがしふしみのみや)の男系男子には、初代神武天皇の血統を正しく引くお方がいらっしゃいます。
女系天皇により一般の誰もが皇室に入る可能性を危惧するよりも、皇籍離脱した旧宮家の御存在こそ、長い歴史に照らしても問題はなく、国民の納得のいく形だと思われます。

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2014年6月8日
昨晩は市内に大雨警報が発表され、洪水や土砂災害などの心配がありましたが、当地では被害もなく幸いでした。
神社下の御神田では、予定通り「御田植ゑ」が実施されました。

今年も神奈川県神道青年会(県内の40歳以下の青年神職の会)主催、まほろば教育事業団の協力で約50名が参加しました。

御田植ゑ神事では、子供たちも神妙な表情で参列していました。

大人も子供も土の温もりを感じながら、終始楽しそうにイセヒカリの玉苗を田に植え付けました。
忽(たちま)ちに一枚の田を植ゑにけり 虚子

尚、13日(金)には、比々多小学校の5年生が御神田の一部で田植体験を行う予定です。

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2014年6月7日
五月雨(さみだ)る空模様の下ながら、晴れて神前結婚式を執り行いました。

親族はもとより友人を含め、60名近い参列者が雨の中を粛々(しゅくしゅく)と参進しました。

残念ながら境内での撮影はできませんでしたが、清めの雨となり、落ち着いた雰囲気の結婚式となりました。

ご結婚おめでとうございます
国土創造の神さまの〝 恵み 〟のご神徳のもと、仲睦まじく幸せな家庭を築いていただきたいと願っています。

今秋結婚式予定のお二人がお参りになり、柔らかな眼差しでそっと結婚式の様子を見守っているのが印象的でした。
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2014年6月6日
昨日梅雨入りした当地ですが、午前中は一時強い雨が降りました。
降音(ふるおと)や耳もすふ成(なる)梅の雨 芭蕉

工場竣工式
鬱陶(うっとう)しい思いつつも、田植時期の雨なのでありがたい雨です。
出張祭儀では祭壇・祭具の準備に苦労をしましたが、濡れはしたものの諸祭無事にご奉仕することが出来ました。

長屋住宅新築工事地鎮祭
晴れて欲しいと願いつつ、午後から明日の結婚式の雨儀準備です。
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2014年6月4日
中国・近畿・東海地方では一斉に梅雨入りとなり、明日は当地も激しい雨が予想され、霖雨(りんう=長雨)の季節に入りそうです。
さて、当社に伝わる御神宝「鶉甕」(うずらみか:県重要文化財)は、霊妙(れいみょう)なる神実(かむざね=神体)として、代々敬虔(けいけん)な祈りが込められてきました。

御神宝 「 鶉甕 」
現存最古の『比々多神社傳記』(ひびたじんじゃでんき:天保5年)には「神代鶉甕 當宮神器ノ一ツ也石凝姥命作リ賜フト言傳フ霊妙神器ニテ旱魃ノ年神司社人身潔祓シテ手洗川ト鈴川宮ノ左右ノ川ヲ云フノ本ヲ社人汲来リテ是神器ニ盛神殿ニ備へ雨ヲ請祈リ亦雨ノ年ハ本宮ノ四隅ノ土ヲ此器ニ簋開晴れヲ禱レハ必其験アリ」と記されています。
その意は「神代(かみよ)から伝わる鶉甕は当社の神器(しんき)の一つで、石凝姥命(いしこりどめのみこと)作という霊験あらたかな神器で、日照りの年には神職が禊(みそぎ)をして祓ったのち、お宮の脇を流れる鈴川の上流で水を汲み、この神器に汲んで雨乞(あまご)いをし、長雨の年は社地四隅の土を盛って祈れば必ず成就する」とあります。

社傳記 天保5年(1834)
本社傳記の7年後に発行された『新編相模風土記稿』(しんぺんさがみふどきこう:江戸時代の官撰地誌)にも同内容のことが記されています。

新編相模風土記稿より
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2014年6月3日
1日のブログで「季節の進みはゆっくりと」と記しましたが、四国では今日梅雨入り。
当地でもここ数日の熱中症対策から、週末は雨対応に変化しそうです。

七変化(しちへんげ)といえばこの花、紫陽花(あじさい)が咲き始めました。

俳句では四葩(よひら=四片)ともいいますが、色がついているのは「萼」(がく)で、花はその中の小さな点のような部分だそうです。

花色は土壌が酸性(青っぽい)かアルカリ性(赤っぽい)かで違いますが、青、紫、ピンクと変化するものもあり、まさしく七花(ななはな)といえます。

『万葉集』には「味狭藍」「安治佐為」とあります。

紫陽花の 八重咲く如く やつ代にを いませわが背子 見つつ思はしむ 『 万葉集 』 橘諸兄

県内でも相模原市や秦野市、開成町などが市町の花として制定しています。

夏もなほ 心はつきぬ あぢさゐの よひらの露に 月もすみけり 藤原俊成

風情たっぷりの七変化を観賞しつつ、移ろいを楽しむ季節にしたいものです。
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2014年6月2日
来る15日に「第51回崇敬者祭」を執り行いますが、連日出席者の返事が返って来ています。
7年前の崇敬者祭で、講師をお願いした「金ピカ先生」(元予備校講師・教育評論家・拓殖大学客員教授・タレント)が、昨日お参りになりました。
金ピカ先生は敬神の念篤(あつ)く、日々の信仰についても深い話をすることができました。

神は人の敬によつて威(い)を増し、人は神の徳によつて運を添ふ
鎌倉幕府の執権(しっけん)・北条泰時(ほうじょうやすとき)が貞永元年(1232)に制定したことから、御成敗式目(ごせいばいしきもく)を貞永式目(じょうえいしきもく)ともいいますが、鎌倉幕府の根本法であり、その第一条が上記の文面です。
この思想は江戸幕府にも引き継がれ、武士に脈々と受け継がれた精神で、人と神との関係を説いた名文といえます。
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2014年6月1日
昨日に比べて風が少ない分、暑さを感じる一日でした。
朔日(ついたち)を迎え、月次祭(つきなみさい)を斎行し、皇室の御安泰と国の安寧(あんねい)、氏子崇敬者の安全と発展を祈り上げました。
今日から社殿祈祷や外祭の狩衣(かりぎぬ)を更衣(ころもがえ)しました。
職員一同、心新たにご奉仕にあたっていきたいと考えています。

夏の狩衣
水無月(みなづき)は陰暦6月の異称で「水の月」。水を田に注ぎ入れる月の意(『広辞苑』)です。
関東甲信地方の昨年の梅雨入りは6月10日頃、平年は6月8日頃のようですが、エルニーニョ現象の影響で季節の進みはゆっくりと、梅雨入りも遅くなるとの予報が出ています。
宋代の詩人・王安石が石榴(ざくろ=柘榴・若榴)の花を詠(うた)った「万緑叢中紅一点・・・」(ばんりょくそうちゅうこういってん)は〝紅一点〟(こういってん=多くの男性の中にただ一人の女性がいること)の語源のようですが、この紅い花が咲くのが梅雨の頃合いになります。
陰暦5月の異称を「榴月」(りゅうげつ)というのも、石榴の花が咲く時期だと理解出来ます。

石榴の紅い花
ローマ神話では、女性の結婚生活を守護するユーノー(Juno)の加護を受けることから〝 6月の花嫁 〟(ジューンブライド)といわれますが、日本では梅雨の時期に当たることもあり、結婚式は少ない時期です。
しかしながら、先週結婚式を挙げられたお二人が御礼参りに、また今週末結婚式を挙げられる方が正式な申し込みでお参りになりました。
週末だけは晴れて欲しいと願う梅雨前の思いです。
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2014年5月31日
真夏のように非常に暑い一日でしたが、明日も暑さが続くようです。皆さまにはご自愛申し上げます。
夕刻、まが玉祭(5月17日・18日)の反省会を開催し、60名以上の関係者にご出席をいただきました。

楽しく、賑やかに、あっという間の2時間でした。
さて、皐月(さつき)も今日でお仕舞い。明日から水無月(みなづき)となり、当社神職の装束も更衣(ころもがえ)となります。
6月は1日(日)月次祭、8日(日)真田神社虫送祭、15日(日)崇敬者祭、28日(土)大祭・国府祭反省会、30日(月)夏越大祓となっています。
神社行事以外では、8日(日)神奈川県神道青年会御神田「お田植ゑ」、11日(水)神青協一都七県協議会総会、12日(木)神道政治連盟中央委員会、県敬神婦人連合会役員会、17日(火)県神社庁神葬祭研修会、24日(火)中・平塚・伊勢原連合神社総代会役員会、相模中連合支部社頭講話研修会、27日(金)県神社庁協議員会など、関係諸団体の総会や行事などの予定があります。

社頭ポスター 水無月
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2014年5月30日
5月としては記録的な暑さとなっています。
明日は市内5校の小学校で運動会が開催されますが、こまめに水分を摂取するとともに、熱中症対策を十分に施して欲しいと思います。

高所から社殿を拝む 28日撮影
日中の車内は冷房が必要な暑さですが、お宮の境内は比較的涼しく過ごすことができます。
今日で5日目となった高所の枯枝処理ですが、順調に仕事が捗(はかど)り、境内一円の森は〝 常若 〟(とこわか)で蘇(よみがえ)ったようです。

欅のご神木
さて、日が沈む頃から青葉梟(あおばずく)が「ホーッ、ホーッ」とよく鳴いています。
毎年、青葉の季節に飛来して、欅(けやき)の上に営巣し、雛が(ひな)巣立つまで洞(うろ)で生活しています。
梟(ふくろう)は夕闇の境内を俯瞰(ふかん=高い所から見下ろすこと)し、まるで夜の森を守る番人のようです。

高所(27メートル)から眺める境内林
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