昨日の春の嵐が嘘のように晴れわたる良き日となりました。
入学を9月に変更するという大学の動きもありますが、行政では年度初め、農家の方も田植えの準備を始める、まさしく年の始まりの日を迎えました。
今日は所管神社の4社(串橋・雷電神社、白根・神明社、田中・十二柱神社、入野・八坂神社)で春のおまつり(例祭)が執り行われました。
丁度この時期に、諸々の組織の役員さんが改まるところが多く、心新たにおまつりに臨まれる姿が印象的でした。
各地域のお宮において、玉串を捧げてお参りするのはその地域の長人となっています。
戦後は政教分離を唱える声が大きくなりましたが、従来は「祭政一致」が原則であり、その任に就いた人が、その重い役目・使命を果たすため、神さまに誓いをたてるのが古来からの習わしです。
昨年は大震災のこともあり、式典は厳かに行いましたが、お神輿や山車、お囃子などはどこも控えることとなりました。
そのこもあってか、子供たちのいっそう楽しそうな笑顔が目に入りました。
老若男女が集い、分け隔て無く和やかに過ごすおまつりの醍醐味は、地域の宝ものです。