本日の佳き日、晴れの結婚式を執り行いました。
新郎は紋付き羽織袴姿、新婦は色打ち掛けを身にまとい、ご両人だけの厳粛な結婚式となりました。
境内には、春疾風(はるはやて)が吹いていましたが、季節の変わり目、暖かい春の訪れを感じさせてくれました。
参進直前、蕾(つぼみ)が張り始めた桜の幹に、小啄木鳥(こげら)が「ギーギー」と声を出して、つがいにその存在を確認していました。
「春」という言葉は、草木の芽が「張る」意や田畑を「墾(は)る」、気候の晴る意からともいわれますが、男女の慕い合う心でもあります。
ご結婚洵におめでとうございます。幸せな家庭を築いて頂きたいと思います。