相模国三ノ宮・比々多神社

歌会始

新春恒例の宮中行事である「歌会始の儀」(うたかいはじめのぎ)が昨日、皇居・宮殿「松の間」で催されました。

今年のお題は「岸」で、天皇陛下の御製(ぎょせい)、皇后陛下の御歌(みうた)、皇族方のお歌、そして18,830首の一般応募の中から、10名の歌(うた)が古式ゆかしく読み上げられて披露されました。

天皇陛下

津波来(こ)し時の岸辺は如何なりしと見下ろす海は青く静まる

皇后陛下

帰り来るを立ちて待てるに季(とき)のなく岸とふ文字を歳時記に見ず


koukyo

昨日であの大震災から10ヶ月が経過いたしました。天皇陛下には、常に被災地に大御心を寄せられているのが痛いほどわかります。

来年のお題は「立」(りゅう)、立が入れば立春でも立つでもよく、未発表の自作となります。詠進されてみませんか。


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