相模国三ノ宮・比々多神社

教科書採択報告会

一昨日は日本会議(西湘北支部)の会合があり、来年度から中学校で使用される歴史と公民の教科書の採択結果について報告会がありました。

また、昨日は神道政治連盟神奈川県本部主催の教科書採択報告会が横浜で開催されました。

義家参議院議員の報告

義家参議院議員の報告

報告会には、国会議員・県会議員・教科書を良くする県民の会の代表の方々からお話をいただきました。

教科書採択は教育委員会の権限と責任で行われますが、教育基本法の趣旨に照らして偏向のない正しい内容のもので子供たちに学んで欲しいと思います。

学習指導要領には、「神話・伝承などの学習を通して、当時の人々の信仰やものの見方などに気付かせる」となっていますが、古事記・日本書紀の紹介はたった1行で終わりだったり、神話の独立した項目すらない教科書もあります。

また、同要領には、「国家・社会及び文化の発展や人々の生活の向上に尽くした歴史上の人物」とありますが、柿本人麻呂・新田義貞・上杉鷹山・二宮尊徳・勝海舟・高杉晋作などの歴史上の人物が出てこない教科書が存在します。

そして、「領土(領海、領空を含む)、国家主権、主権の相互尊重・・・を理解させる」とありますが、竹島も尖閣諸島も全く記述のない教科書が使用されているのが現状です。

更には、「我が国の安全と防衛及び国際貢献について考えさせる」となっていますが、大震災で大活躍された自衛隊についても、平和主義に反すると記されたものまであります。

全国の採択は終わりましたが、来年は高校、そして小学校と続きます。子供たちの教科書に目を通すことも大切です。

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