相模国三ノ宮・比々多神社

先生の社会体験研修 其の二

昨日に続いて、小学校の先生「社会体験研修」レポートです。

朝一番に、神さまにお供えする神饌(しんせん)の買い出しのため、農協比々多支所まで行きました。野菜や果物を購入するのも1つの勉強で、生産者や大きさ、形、色つや、固さなどを見比べて判断します。(あまり手にとっていじらずに^^;)

その後、お盆の祖霊祭に用いる玉串用の榊採り、そして葉を1枚ずつ丁寧に拭いて玉串を奉製しました。

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本日は戌(いぬ)の日ということで、安産祈願のお参りが多く、ご祈祷の受付や撤下(てっか:お下がり品)の準備、御神酒などのお手伝い、また授与所での御守の頒布、御朱印の受付など、全般にわたり体験していただきました。

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(写真  安産祈願  おめでとうございます)

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午後は、当社の元宮へ登り、伊勢原はもとより県内の眺望を眺め、その後比々多地区内の兼務社5社を巡拝しました。

神明神社や八幡神社など、社殿や鳥居の建築様式、神楽殿や手水舎などの施設の配置なども比べて見て勉強になったようです。

神社へ戻り、姿勢や歩行、礼作法などについての説明をいたしました。これらは学校では習うことはありませんが、社会生活では必要なことであり、お正月の巫女奉仕で来る学生さんにも同様に行っています。

結びに、御殿で修了奉告祭を執行して、今後のご活躍を祈念いたしました。また、宮司から修了證を手渡し、立てた志が変わることなく、元の心を大切に、鏡の象徴といえる正直を旨に、子どもたちの指導にあたっていただくようお話をいたしました。

研修にあたった神職一同も良き機会となりました。

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