本日は、御神田の御田植ゑ。不肖、禰宜が神道青年会の折に始めて(再復活)以来、丁度10年です。
先ずは行事に先立って、御田植祭が厳粛に執り行われました。
御神田をお清めし、御田植えの儀(植える所作)が、主催者(神道青年会・瀬尾会長)と耕作者(比々多神社・長嶋責任役員)により行われました。
東は川﨑、西は真鶴から子どもたちがやって来ました。
昨年同様、イセヒカリと古代米を植えました。古代米は、神社の鳥居と御神木の注連縄(しめなわ)用の藁(わら)として利用されます。
気温は高かったものの曇り空だったので、気持ち良く田植えができたと思います。子どもたちは大はしゃぎでしたが、大人も大喜びです。
昼食後、恒例の紙芝居。「天岩戸開き」(あめのいわとびらき)神話に、子どもたちは真っ直ぐに聞き入っていました。
水口(取水元)には、水の神さまの依代(よりしろ)となる御幣(ごへい)が立てられました。
「悪しき風、荒き水に遭わせ給はず」という祝詞の言霊(ことだま)の通り、穏やかに、順調に生育して欲しいと願うところです。
参加者の皆さま、お疲れさまでした。出来れば途中の様子も見に来てください。