相模国三ノ宮・比々多神社

幟立て

今日は幟(のぼり)立て。朝8時には三ノ宮の皆さんが集まり、例年通り幟竿(のぼりざお)を立てました。

約20メートルの幟竿

約20メートルの幟竿

以前はおまつりの前日、宵宮(よいみや)の日に立てていましたが、人出の必要な作業ということもあり、直前の日曜日に行っています。

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幟竿は新しいタオルで綺麗に拭いた後、三方からロープで支えながら、クレーンで引き上げました。

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その頂きには、神さまが宿るための常緑樹(カシ)と御幣(ごへい)が付けられました。

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『新編相模風土記稿』(江戸時代の官撰地誌・1841年)には、

「祈願ある者、木綿の幟を納む、疫病流行の時、此幟を家内に建置ば、必ず其難を逃ると云」と記されています。

おまつりに幟を奉納し、流行病(はやりやまい)の折にその幟を家内に建てれば、ご加護により病気は平癒するということです。

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左右の幟には、それぞれ異なる彫刻が施されています。おまつりの日にごゆっくりご覧下さい。

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境内の欅(けやき)は、若葉が目映(まばゆ)い色を放っています。

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