相模国三ノ宮・比々多神社

相模國式内社の會総会

今日は寒川神社において「第43回相模國式内社の會」総会が開かれました。

醍醐(だいご)天皇の延喜(えんぎ)5年(927)に完成した「延喜式」(えんぎしき)は、養老律令(ようろうりつりょう)の施行細則(せこうさいそく)を集大成した法典で、弘仁式(こうにんしき)・貞観式(じょうがんしき)の後を受けて編纂(へんさん)されたものです。

全50巻から成り、第1巻から第10巻には神祇祭祀(じんぎさいし)に関する規定が記されています。(神祇式)

そして、第9巻・第10巻を「神名帳」(じんみょうちょう・しんめいちょう)といい、律令制下において祈年祭(きねんさい)の幣帛(へいはく)にあずかる2861社・3132座が記載されています。

この神社を「延喜式内社」(えんぎしきないしゃ[式内社・式社])と呼び、相模國には13社が掲げられています。

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各社とも千有余年の歴史を誇る由緒正しき神社です。

どうぞこの機会に巡拝(じゅんぱい)をお勧めします。

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