新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、休校が長期化したことで学校年度を多くの諸外国に合わせた9月入学に変更することについて、利点や課題、社会的影響力等、賛否両論が持ち上がりましたが、準備期間や財源の問題、現場の混乱等の理由から現状維持となったことは記憶に新しいところです。
国の会計年度と同様、日本の企業は3月期決算が多いことから、この6月末は集中して定時株主総会が開催されています。
さて、神社では半期に一度の大祓の時期を迎え、今日は兼務社の八剣神社(平塚市上吉沢)において「大祓奉告祭並びに大祓神事」を執り行いました。
心身の健康や地域社会の安全を祈る場ですが、新役員体制のもと初めての祭儀にあたることから、新たな半期を無事に迎えるためにも重要な意味合いをもつことを確認した次第です。
今年は最古の正史(せいし)『日本書紀』が成立して1300年ですが、「景行天皇紀」(けいこうてんのうき)には、御祭神(ごさいじん)の日本武尊(やまとたけるのみこと)が倭姫命(やまとひめのみこと)から草薙劔(くさなぎのつるぎ)を授かり、「慎しみてな怠(おこた)りそ」という言葉を賜って、東国征討に向かった御事績(ごじせき)が記されています。