本日午前10時、天皇陛下には御譲位に関わる一連の儀式として、黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)という最後の正装(せいそう)のお姿にて、皇居内の宮中三殿【賢所(かしこどころ)、皇霊殿(こうれいでん)、神殿(しんでん)】において、御位(みくらい)をお譲りになることを御奉告(ごほうこく)になりました。
時を同じくして、当社では所管神社連絡協議会(25社)の役員等参列のもと、「天皇陛下御譲位御安泰祈願祭」(中祭)を斎行(さいこう)しました。
まさしく国民の天皇皇后両陛下への尽きることのない感謝と、惜しまれる気持ちが入り交じり、雨となって降り続きました。
式後には、御代替わりに関わる御大礼(ごたいれい)の諸儀式と神社の祭祀(臨時祭)について確認するとともに、今後の兼務神社各社の神社奉護(ほうご)について、また、奉祝行事について説明を行いました。
昼食程度の簡単な直会(なおらい)の席でしたが、花酵母(はなこうぼ)〝プリンセスミチコ〟で醸造された日本酒で神酒拝戴(しんしゅはいたい)を行いました。
そして、万感の聖寿万歳(せいじゅばんざい)で会を締めくくりました。