本日は「第41回相模國式内社の會巡拝会」が開催され、禰宜と責任役員2名が参加しました。
「式内社」(しきないしゃ)は正しくは「延喜式内社」(えんぎしきないしゃ)といい、醍醐(だいご)天皇の御代(みよ)に編纂された50巻から成る法制書「延喜式」に登載された神社で、巻9と巻10の「神名帳」(じんみょうちょう)には3132座(2861社)が記され、相模國の式内社は13社が掲げられています。
平安時代の神社数は約3万社といわれ、式内社を除いたものを「式外社」(しきげしゃ)といいます。
当会では毎年巡拝会を企画していますが、本年は3年前に造替事業の竣工を迎えた水天宮を詣でました。
正式参拝の後、宮司さまの説明を賜りながら、各施設を見学させて頂きました。

皇居東御苑
昼食後には「三の丸尚蔵館」を訪れ、「御即位30年・御成婚60年記念特別展」を見学し、「皇居東御苑」を散策しました。
続いて、明治神宮外苑の「聖徳記念絵画館」をゆっくりと見学し、御代替りの年に相応しい事業となりました。
好天に恵まれ、参加者同士の好(よしみ)を深める有意義な巡拝会でもありました。