相模国三ノ宮・比々多神社

茅の生育状況

年々減少しているように思えますが、今年も自生する茅(かや)を沢山刈ることが出来ず、相模國府祭(5月5日)に作る粽(ちまき)の量が限定されました。

因って、全ての参拝者に粽を頒布(はんぷ)することが出来ずにとても残念でした。

國府祭に頒布する粽

國府祭に頒布する粽

元宮(もとみや)の隣接地に茅場(かやば)を設けていることもあり、その生育状況を見に旧宮山へ上がりました。

未だ一月余りありますが、6月30日の夏越大祓(なごしのおおはらえ)では、大きな茅の輪(ちのわ)を参道に設(しつら)えます。

これをくぐって悪疫退散(あくえきたいさん)・厄災消除(やくさいしょうじょ)を祈り、生命の蘇(よみがえ)りをはかるのが、古くから伝わる茅の輪の故事(こじ)です。

茅

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