相模国三ノ宮・比々多神社

助けられて

残り1週間で年度末を迎えますが、今年も兼務する神社や地区自治会等、新年度の役員名簿が順に届く頃となりました。

春祭りの準備もいよいよ本格的に進められます。

さて、神社は全国津々浦々に鎮座していますが、その数は約8万社に及びます。

常に皇室の安泰と国家の繁栄、そして氏子の安泰、地域の繁栄を祈ることから、神社は公共性が強く、〝祭り〟を通して連帯意識を高め、地域社会を結んできました。

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私たち神職は「祭祀の厳修」を最も大切にしていますが、氏子の代表ともいえる役員(責任役員:当社では大総代とも呼ぶ)・総代の協力を得て、神社活動を行っています。

古くから受け継がれる良き慣習ともいえますが、謙虚に受け止めて地域の役を「分け合うこころ」、また地域の人たちによる「持ち寄りのこころ」にいつも助けられています。

新年度も新しい力を得ながら、伝統の行事を準備万端整えつつ、しっかりと継承していきたいと思います。

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