相模国三ノ宮・比々多神社

日々営みの中で

盛り返した暑さと共に、境内では蝉の鳴き声も衰えを知らずに勢いを保っています。

境内の生物同様、私たちの営みは日々の中でそう変わらないものといえます。

玉虫

玉虫

伊勢の神宮では「日別朝夕大御饌祭」(ひごとあさゆうおおみけさい)が朝夕の二度、御鎮座以来約1500年間続けられ、「国安かれ、民安かれ」の祈りと感謝の誠が捧げられています。

当社でも朝夕の「日供祭」(にっくさい)を一年中欠かすことなく執り行い、皇室の御安泰と国家の安寧、氏子・崇敬者の平安と繁栄を祈り上げています。

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天地の神のめぐみしなかりせば一と日一と夜もありえてましや 本居宣長

日々の営みの中で、大小となく、天地(あめつち)の神の恵みによらざるものはないということです。

報恩感謝(ほうおんかんしゃ)の一言に尽きます。

コメント / トラックバック2件

  1. 鈴木治美 より:

    異常気象といわれる昨今  天地の恵み多き日本が 安らかな国でありますように と 願います

    玉虫の不思議な色も 自然の恵みですね

  2. 禰宜 より:

    鈴木 治美 様

    本当に玉虫の色って不思議な色ですね。
    昔の人はもっと感じたことでしょう。

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