相模国三ノ宮・比々多神社

座礼の葬儀

以前にも記しましたが、当社では2月、3月の寒い時期と暑さの盛りでもある8月は、他の月に比べて葬儀の依頼が多いようです。

神道の葬儀(神葬祭)は仏式に比べるとごく少ないものの、地方性(地域性)もあり、姓や出生地を調べると面白いかもしれません。

sinnsousaiさて、昨日は諸事情により、通夜の儀式(通夜祭)を行わない告別式(葬場祭)のみの葬儀奉仕にあたりました。

斎場が和室のため、参列者は足のしびれを感じながらも座礼(ざれい)で臨みました。

略式とはいえ、故人の御霊(みたま)をお遷(うつ)しする遷霊祭(せんれいさい)と葬場祭をお仕えし、発柩(はっきゅう)にあたり柩車(きゅうしゃ)を祓い、葬列を組んで火葬場に向かい、火葬祭を執り行いました。

故人と向き合い、何が大切なのか、何をすべきかなのか、ご遺族に寄り添いながら、本質をしっかりと伝えられるようおつとめしたいと思います。

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