相模国三ノ宮・比々多神社

世界文化遺産

5日のブログで話題に上げましたが、「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」が世界文化遺産に登録されることが決まりました。

当初はユネスコの諮問機関が構成8資産の内、4資産を除外するように勧告していましたが、逆転して見事一括での登録となりました。

これで国内の文化遺産は17件、自然遺産と合わせた世界遺産は21件を数えます。

宗像大社 辺津宮

宗像大社 辺津宮

沖ノ島の沖津宮(おきつぐう)には長女神である田心姫神(たごりひめのかみ)、大島の中津宮(なかつぐう)には次女神の湍津姫神(たぎつひめのかみ)、そして本土の辺津宮(へつぐう)には末女神の市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)がおまつりされ、これら三宮を合わせて宗像大社が構成されています。

辺津宮 高宮祭場(たかみやさいじょう)

辺津宮 高宮祭場(たかみやさいじょう)

天照大御神(あまてらすおおみかみ)の御子神である三女神が一体となって登録されたことは、長い歴史と伝統文化、祭祀の関連性からいえばごく当たり前のことですが、関係者の熱意と努力が認められたことは喜ばしいことだと思います。

コメント / トラックバック2件

  1. 鈴木治美 より:

    登録できて 良かったですね

    自分は まだよく知らない沖ノ島ですが これからいろいろ紹介されていくのでしょうね

    でも お参りできない ですね  ちょっと残念です

  2. 禰宜 より:

    鈴木治美 様

    今後は女人禁制が差別という喧しい議論も生じるかもしれません。
    また、島に近づく船などもあり、観光とのバランスも考えなければいけない時代かもしれません。
    いずれにしても〝信仰の島〟であることを侵さないで欲しいです。

    2年前に本土の辺津宮にお参りさせて頂きましたが、十分に信仰の形を感じるものでした。

    禰宜 永井武義

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