相模国三ノ宮・比々多神社

「管絃と舞楽の夕べ」の演目

例祭(4月22日)、国府祭(5月5日)が過ぎて、「第30回まが玉祭」(5月20日・21日)の準備を徐々に進めています。

日本気象協会が運営する天気予報専門メディア(tenki.jp)の10日間予報では、20日(土)は晴れとなっています。

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さて、20日(土)に行われる「管絃と舞楽の夕べ」(かんげんとぶがくのゆうべ:横浜雅楽会)の演目をお知らせします。

祭祀舞(さいしまい)の「朝日舞」(あさひまい)で始まり、管絃は「太食調音取」(たいしきちょうねとり)、「長慶子」(ちょうげいし)、「輪皷褌脱」(りんここだつ)、舞楽は「振鉾」(えんぶ)、「敷手」(しきて)、「還城楽」(げんじょうらく)となっています。

m朝日舞は宮司舞(ぐうじまい)ともいい、榊(さかき)を右手に持って舞いますが、かつて第5回と第10回の折に、宮司とともに職員の神職が舞いました。

明治天皇の御製(ぎょせい)に作曲作舞したものです。

さしのぼる 朝日のごとく さはやかに もたまほしきは 心なりけり

目に見えぬ 神にむかひて はぢざるは 人の心の まことなりけり

genjyoraku

管絃は「三管両絃三鼓」(さんかんりょうげんさんこ)、つまり管楽器(かんがっき)の鳳笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)、絃楽器(げんがっき)の琵琶(びわ)、箏(そう)、打楽器(だがっき)の鞨鼓(かっこ)、太鼓(たいこ)、鉦鼓(しょうこ)により演奏されます。

舞楽には中国系の唐楽(とうがく)で舞う左舞(さまい)、朝鮮系の高麗楽(こまがく)で舞う右舞(うまい)があります。左舞は赤色系の装束、右舞は緑色系の装束です。また、演奏は左舞は三管三鼓、右舞は篳篥、高麗笛(こまぶえ)、三ノ鼓(さんのつづみ)、太鼓、鉦鼓で構成されています。

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