相模国三ノ宮・比々多神社

酒を通した交流発展

平成28年度酒祭(11月9日)の祭典の続きです。

「お水取り神事」を終えて山から下りると、神職・総代とも服装を着替えて祭典に臨みました。

職場体験学習の中学生も白衣・白袴姿となりました。

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手水(てみず)の儀、境内祓所(けいだいはらえど)でのお祓いの後、御殿(ごてん)に参進しました。

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祭員が大祓詞(おおはらえことば)を何度も奏上(そうじょう)する間、本殿から出御(しゅつぎょ)相成った神器「うずらみか」の注連縄(しめなわ)を張り替え、常磐木(ときわぎ)の真榊(まさかき)を飾り立てました。

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沢山(さわやま)で汲み上げた御神水を宮司以下関係者代表がうずらみかに静かに注ぎ、三方(さんぼう)に盛られた米、酒、赤飯、魚、海菜、卵、野菜、果物、塩・水の神饌(しんせん)を、1台ずつ伝供(でんく)して供え、宮司が祝詞を奏上、蔵元代表が祭文を奏上して醸造安全を祈り上げました。

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1時間15分に及ぶ長時間の祭典を修め、直会(なおらい)では御神酒(おみき)を頂いて和やな一時を過ごして頂きました。

新酒の醸造安全はもとより、種類関係者の商いの繁昌、酒を通した交流発展、幸せの願いを共有した時間でもありました。

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