秋の七草の1つ、「桔梗」(ききょう)は伊勢原市の花で、伊勢原の地で没した太田道灌公(室町中期の武将・歌人)の家紋です。万葉集では、「朝貌」(あさがお)は、桔梗のことをさすといわれています。
暑さの厳しい今年は、夏が盛りの桔梗も花の時期が延びるかもしれません。
さて、2日(木)に神奈川県神道青年会の創立60周年記念大会が横浜ベイシェラトンホテル&タワーズで開催され、禰宜と権禰宜が参加いたしました。
県内神社関係者はもとより、国会・県会・市会の議員さん、全国から青年神職が数多く集まりました。
天皇皇后両陛下には、植樹祭のため御来県遊ばされましたが、奉迎の意を込めた凧揚げが記念事業の1つとして企画され、その大凧が会場に飾られていました。
国際日本文化研究センター教授・安田喜憲先生による「日本を守り受け継ぐ ~過去への感謝と未来への責任」という記念講演が開催され、「稲作漁労民の文明は同じ暮らしを願う持続社会であり、未来を信じる心である。また、山は市場原理主義と闘っている」ということをご自身の環境考古学の研究から、丁寧に明らかに説明されました。
また、講演後にCMソングの女王としてご活躍される、MINEHAHA(ミネハハ)さんのミニコンサートが行われました。来場者はその美しい歌声に引き込まれるとともに、命の尊さを説かれるその思いに共感いたしました。
稲作事業に尽力された功績を称えて、比々多神社責任役員・長嶋さんに感謝状が贈呈されました。