相模国三ノ宮・比々多神社

神道青年会創立60周年記念大会

秋の七草の1つ、「桔梗」(ききょう)は伊勢原市の花で、伊勢原の地で没した太田道灌公(室町中期の武将・歌人)の家紋です。万葉集では、「朝貌」(あさがお)は、桔梗のことをさすといわれています。

暑さの厳しい今年は、夏が盛りの桔梗も花の時期が延びるかもしれません。

 

さて、2日(木)に神奈川県神道青年会の創立60周年記念大会が横浜ベイシェラトンホテル&タワーズで開催され、禰宜と権禰宜が参加いたしました。

県内神社関係者はもとより、国会・県会・市会の議員さん、全国から青年神職が数多く集まりました。

会場には250人以上の参加者

天皇皇后両陛下には、植樹祭のため御来県遊ばされましたが、奉迎の意を込めた凧揚げが記念事業の1つとして企画され、その大凧が会場に飾られていました。

「大凧文化保存会上磯部地区」の三間大凧

「大凧文化保存会上磯部地区」の三間大凧

国際日本文化研究センター教授・安田喜憲先生による「日本を守り受け継ぐ ~過去への感謝と未来への責任」という記念講演が開催され、「稲作漁労民の文明は同じ暮らしを願う持続社会であり、未来を信じる心である。また、山は市場原理主義と闘っている」ということをご自身の環境考古学の研究から、丁寧に明らかに説明されました。

また、講演後にCMソングの女王としてご活躍される、MINEHAHA(ミネハハ)さんのミニコンサートが行われました。来場者はその美しい歌声に引き込まれるとともに、命の尊さを説かれるその思いに共感いたしました。

CMソングは3,000曲以上

CMソングは3,000曲以上

稲作事業に尽力された功績を称えて、比々多神社責任役員・長嶋さんに感謝状が贈呈されました。

感謝状をいただいた長嶋さんと禰宜

感謝状をいただいた長嶋さんと禰宜(ねぎ)

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