相模国三ノ宮・比々多神社

七五三について

昨日は激しい雨に降られたものの、「戌の日」にあたり安産祈願のご祈祷がありました。

一年間の生活に四季折々の節目があるように、私たちは誕生してから成長していく過程において、様々な儀礼を経験します。

この人生のまつりを「人生儀礼」とか「通過儀礼」といいます。

昔から〝七つまでは神の子〟といわれますが、この歳までは特に様々な儀式が行われます。

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秋が深まるとともに、「七五三参り」の問い合わせが増えて来ました。

七五三は11月15日ですが、二十八宿(にじゅうはっしゅく)の鬼宿日(きしゅくにち)といって、何事のお祝いにも最良の日とされたから、5代将軍徳川綱吉の子・徳松のお祝いが行われたからなどといわれています。

七・五・三は縁起の良い陽数(ようすう)ですが、七五三縄(しめなわ=注連縄・標縄)という語に表されるように「しめる」「しるし」といった意味合いは面白いものです。

七五三御守

七五三御守

頭髪を伸ばし始める三歳男女の「髪置」(かみおき)、初めて袴(はかま)を着用する五歳男児の「袴着」(はかまぎ)、幼児用の紐(ひも)を解いて大人と同じ帯をしめる七歳女子の「帯解」(おびとき)を起源とするものですが、これまでの成長に感謝し、今後の健やかな成長を祈ることに変わりはありません。

社会状況の著しい変化とともに、その日取りは広がっていますが、収穫や実りに感謝する季節の行事ともいえそうです。

特別奉製 「 千歳飴 」

特別奉製 「 千歳飴 」

当社では随時(午前8時半~午後4時半)「七五三参り」のご祈願を承っていますが、神社の恒例行事や結婚式などにより、お待たせすることもありますので、電話(0463-95-3237)またはメール( hibita@athena.ocn.ne.jp )にてお問い合わせください。

尚、お祝いの縁起ものとして、特別奉製の「千歳飴」を授与所でお頒ちしています。

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