相模国三ノ宮・比々多神社

国旗と国歌

台風が去った後も大気が不安定な状態が続き、南の海上にある湿った空気が、突然の雨をもたらすような日々となっています。

不順な天候により体調を崩すこともありますが、こまめな水分・塩分補給を欠かさず、熱中症予防に努めるとともに、睡眠や休息を大事にしましょう。

さて、オリンピックは終盤に向かい、パラリンピックの選手が現地に向かう頃となりました。

卓球、レスリングにおける日本選手の目覚ましい活躍ぶりは目を見張るものがあり、バトミントンやシンクロナイズドスイミング、その他競技種目でも、更なる活躍が期待されます。

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現在までに10個もの金メダル(柔道3、レスリング3、競泳2、体操2)を獲得していますが、選手が胸を張って国歌を歌う姿は誇らしいものであり、高々と揚がった国旗に、その努力と成果の全てが示されている気がします。

国旗や国歌はそれぞれの国の歴史や文化、宗教や民族性を表現するもので、お互いに尊重することが世界の常識です。

国旗「日の丸」は白地の中心に赤い丸が記されたデザインですが、白は素直な心、赤は太陽を象(かたど)ったもので、源平合戦の頃から旗や扇(おうぎ)に用いられ、朱印船(しゅいんせん:近世に朱印状により渡航を許可された貿易の船)の船印(ふなじるし)に使用され、明治3(1870)年には国旗として布告(ふこく)されました。

また、国歌「君が代」は『古今和歌集』(こきんわかしゅう)にある和歌を雅楽調(ががくちょう)に作曲したもので、「君」は天皇陛下を、「君が代」は天皇に象徴される日本の国・国民全体を指します。苔(こけ)が生えるほど末永く国が栄えて欲しいという願い、日本人の生き方が表現されています。

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