相模国三ノ宮・比々多神社

幸く真幸く

今日は気温が上がらず過ごしやすかったものの、弱い雨の一日となりました。

地鎮祭には長靴を持参して出掛け、お宮に戻ってからは濡れた装束や祭壇(さいだん)を乾かしました。

参拝者用肩掛

参拝者用肩掛

また、社殿では初宮参りや清祓、工事安全祈願祭などがありました。

祝詞(のりと)は祭で神さまに読み上げる言葉(詞)ですが、冒頭の表現から始まり、核心部で神徳・由縁・感謝・装飾・奉仕・献供・奉告・祈願などを表現し、結びの語句で締めくくります。

『万葉集』に「言霊(ことだま)の幸(さきは)ふ国」「言霊の佐(たす)くる国」とあるように、言霊信仰に基づいて善言賛辞(ぜんげんさんじ)を用い、荘重典雅(そうちょうてんが)な格調を整えることによって、神さまを称(たた)え、聞く人の心に響くものとなります。

norito式後の言葉では、〝 幸先(さいさき=前兆・吉兆)の良い 〟ことを祝うのも大切です。

「幸(さき)く、真幸(まさき)く」(無事に・幸せに)の祈りです。

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