相模国三ノ宮・比々多神社

土にこもるもの

熱闘甲子園では、いよいよ決勝進出の2校(沖縄県・興南高校、神奈川県・東海大相模高校)が決まりました。連戦で疲労も蓄積しているとは思いますが、全力を尽くし、それぞれの持ち味を活かした試合運びで頂点を目指して欲しいものです。

敗者が、その悔しい思いを甲子園から持ち帰る土にこめ、それを糧にして更なる発展を期すのは印象深いものです。

 

さて、20日はお盆明け最初の大安ということもあり、地鎮祭などの出張祭典が重なりました。

地鎮祭 おめでとうございます

地鎮祭 おめでとうございます

地鎮祭の式次第に、四方祓(しほうばら)い・切麻散米(きりぬささんまい)という儀式があります。これは敷地の四方を祓い清め、お供え物を撒いて土地の神さまのみたまを鎮めるものです。

力士が土俵で撒く塩も、土俵を清め自らの心をも清める役割があります。

地鎮祭 おめでとうございます

地鎮祭 おめでとうございます

地鎮祭では、鎮物(しずめもの)といって、鏡・刀・玉・人形などの入った箱を土地の中央に埋め、土地の神さまのみたまを鎮めることも行われます。

私たちが生活する足下、大地にこもる思いというのはとても大切です。

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